後悔や悩みが尽きない事に 一周回って幸せを感じた話

学生時代からずっと

「あそこでああすればよかった」
「明日のアレ、どうやって乗り切ろう」
「あの手続きちゃんと出来てるかな」
「家のカギ閉めたっけ」
「周りからあんな風に思われてたらどうしよ」

とか、大小さまざまな不安や後悔に毎日苛まれながら生きてきました
というか今もそうです、それどころか人生が長くなればなるほど、それだけフラッシュバックする過去の失敗も増えてきます


････なんだけど、最近ある事に気が付きました

「いろんな事に不安や後悔を感じ過ぎて、同じ事で長時間悩み続けられなくなった」のです

その場では物凄く辛く苦しく感じていても、2～3時間後にはどうでもよくなって、全く別の事で悩んでるんです


それに気付いたらなんか全ての悩みが些細に思えてきました

「また不安で苦しくなってるけど、どうせほっとけば数時間後には別の悩みで上書きされて、どうでもよくなるさ」と


小さい頃、アニメやマンガでよく、哀愁を感じるシーンで

「明日は明日の風が吹く」

とかキャラが呟いてるシーンを見た記憶があるんですが、こういう事だったんだなぁ


生きれば生きるほど悩みも後悔も増えて行くけれど、そのお陰で1つの苦しみに縛られ続ける時間はドンドン短くなっていくのかも


そう考えると長生きも案外悪くないのかもしれないな････子供の頃からずっと「長生きなんてまっぴらだぁ！」と思っていたけど
たくさん悩み苦しんだ僕らにこそ、明るくて悩みなんてないハツラツな人たちよりも素敵な老後が待ってるのかもしれません

まぁ今はまだ、そんなにながーく生きるなんて面倒くさいって感じるけどね