人間は、完全な生き物じゃない、足りないところがみんな誰かしらある。
もし「自分は何もかも全て完璧な人間だ」と言える人がいたら、何が完璧なのか言ってほしい。
「何もかも全て」とは、本当はごく一部のことしか言えない言葉だと自分は思う。
それを自分に対して使うなら、自分という存在を丸ごと否定しかねない、恐ろしい言葉なんだよ。
そして、足りないことは少しも悪いことじゃない。
人と自分を比べたら、自分にはないものが見えてしまうのは、当然のことだよ。
他人は自分じゃないからね。他人と自分に違いがあることは、イコール優劣ではない。
こんなこと言ってる自分だって強くはない、いつも他人より自分が劣っているのではないかと思うことばかり。
強さこそが正義と思うこともしばしば。
しかし、なぜ人は強くなれるのだろうか?
その答えを、産まれや育ちに求めたところで、それは変えられないから意味はない。
「強さ」とは?「弱い」ことは悪?
過去も変えられない。何かの過去を以て「あなたは強いか/弱いか」とどうして決められる?
他人との比較も、弱さの自覚も全て、「今の自分が何者であるか」を知る手立てでしかない。
違いそのもの、弱さそのものがアイデンティティなのではない。それはあなたの一部。
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