今が1番幸せです。過去の自分、生きる選択をし続けてくれてありがとう。

大好きな恋人と婚約をした。

幼少期に母親に捨てられて、引き取ってくれた祖母は事故で亡くなって、それを自分のせいにされて、あんたが死ねばよかったって身内から責められた。養子縁組をして、養父母と暮らしていたけど虐待生活だった。

散々な人生だ、死にたい。ずっとそう思っていたし、今も過去を思い出してしんどくなるし、死にたいは消えないけど、それでもやっと望んだ家族が手に入る。

養父母には血の繋がりって言われて、実母からは過ごした時間って言われた。
同じ人と5年一緒に暮らしたことがない。
親戚をたらい回しにされる人生だった。

16歳で世帯主になった。
自分でお金を払って高校に行った。
周りが羨ましくて堪らなかった。常に周りと比べてしまって苦しかった。

過去の自分、よく頑張ったね。今日までちゃんと生きてくれてありがとう。
20歳、やっと自分の人生のスタートを切れた気がする。

自傷行為で腕はぼろぼろ、縫わないといけない傷を放置したせいでケロイドまみれ。
解離性障害って診断されるほど解離も酷くて、記憶が抜け落ちて不安なことも多い。

ODをやめられなくて臓器もぼろぼろ。
煙草を吸い続けた肺は、肺年齢95歳以上って検査結果が出た。

だけどね、こんな状態だけれど、こんな自分を好きでいてくれる人に出会えた。

生きていく為に夜職をしてきた。
コンカフェでナンバーワンを取り続けるプレッシャーに押しつぶされそうだ。
そんな自分に手を差し伸べてくれて、歩幅を合わせてくれて、コンカフェで働いていてもいい、あなたが好きだよって言ってくれる人にやっと出会えた。

穏やかすぎるほど穏やかな人。今までで1回も怒られたことがない。喧嘩もしたことがない。
わがままたくさん言っても怒らずに叶えてくれる。

素直じゃない自分に、そんなところも好きだよって、それもあなたの良さのひとつだよって言ってくれる。
自分には勿体無いくらい素敵な恋人。

1度は諦めていた。
前に、好きな人に告白されたのに迷惑をかけたくなくて断ってしまったと投稿をした時、幸せになってください。好きな人と結ばれてくださいと書いてくれた人に、心からありがとうと伝えたい。

前に好きだった人ではないけれど、それでも本当に愛おしい人と、大好きと思える人と結ばれて、婚約をしました。
あなたの言葉のおかげで自分は幸せになる選択ができました。
優しい言葉をかけてくれたあなたに、どうか多くの幸が訪れますように。

鬱は相変わらず酷い。希死念慮に苛まれる日々。
だけど、今の恋人と出会って、恋人関連で病んだことは1度もない。

言葉でも行動でも好きを示してくれる。
不安にならないようにしてくれる。例え不安になりたくても到底なれそうにもないくらい。

鬱が酷くて、恋人との分離不安も酷くて。
そんな自分に恋人がフェレットをプレゼントしてくれた。

鬱が酷い自分の生きる希望になるように。
恋人がお仕事で居なくても寂しくならないように傍に居てくれる存在として。

ふたりでこの子が可愛いとお話をして、ふたりで育てていく約束をして、万が一の時の話もちゃんとして。
そうしてお迎えしたフェレット。

動物が物じゃないのは大前提として、それでも生体自体高くて、維持をするのにもたくさんお金のかかる生き物を自分にプレゼントしてくれた。

ひとりじゃお世話できないかもしれないから、一緒にお世話をしようねって言って、それでもこの子はあなたへのプレゼントだよと。

お家にいるふわふわでかわいいフェレットは、恋人が自分を愛してくれている証拠で、そして何より大事な家族。
恋人と自分の大事な息子。

恋人がお仕事に行くのは変わらず寂しいし、鬱だって寛解してないし、しんどい時はしんどい。
生理も重たくて、激痛で横になっても楽にならない。生理の時はずっと鬱で死にたいしか出て来ない。

だけど大好きな恋人と、フェレットと、ラットたちのおかげでまだ生きていられる。

血が嫌いな恋人の目の前で手首をぱっくり切った。脂肪が見えた。
恋人はすぐに刃物を取り上げて、 手当をしてくれた。

ODをしても怒らずに、しんどかったねって抱き締めてキスをしてくれる。
生きているならそれでいいって言ってくれる。

それは言葉だけじゃなくて、実際鬱が酷くて出勤できない自分を怒るわけでもなく家に居させてくれる。行動で示してくれている。

ご飯を毎日作れなくても、お洗濯やお掃除、洗い物ができなくても、それでもいいよって、おれがやるよって。あなたは猫ちゃんみたいに気ままに生きてって言ってくれる。

すごく素敵な恋人がいる。
そんな素敵な人にプロポーズをしてもらって、婚約をした。

しんどいけど、でもやっぱり恋人とフェレットとラットたちと一緒に居られなくなる方がずっとしんどいから、死ぬのはまた今度でいいやって思えるようになった。

フェレットは恋人が自分にプレゼントしてくれた宝物。

お仕事に行く恋人をお見送りする時に、いってらっしゃいのキスをする。
ぱたんと閉じたドアが悲しくなる。

ぱぱお仕事行っちゃった、寂しいよってフェレットに話しかける。
フェレットはぽてぽて歩いてきて、たぬきのようなかわいい顔を自分の顔に寄せてきて、まるで慰めるようにぺろぺろと舐めてくる。

大丈夫だよ、ぱぱが居ない間もぼくがいるよって言ってくれているみたいでとても愛おしい。
寂しいけれど幸せな朝の時間。

泣いてしまうこともある。
フラバが酷くて常に死にたいが付き纏ってくる。
解離で記憶が抜け落ちる。
体に知らない痣ができていることも多い。

記憶がなくて怖い。
だけど恋人が居てくれるから、恋人がプレゼントしてくれた宝物が居てくれるから、19匹のラットが居てくれるから。
だからまだ生きていたいと思える。

だいすきだよ。
こんな自分といつも一緒に居てくれてありがとう。

まだまだ気持ちに踏ん切りがつけられないけれど、それでも少しずつ前を向いていけるように、進めるように頑張るから、どうかこれからもこの幸せが続きますように。

今は支えてもらってばかりだけど、いつか自分も恋人を支えられるようになりたい。
大好きしか出て来ないほど大好き。

いつも自分のことを最優先にしてくれてありがとう。
大切にしてくれてありがとう。
あなたが自分の恋人でよかった。

一緒に幸せになろうね。