「自信を持て」「自分を誇れ」
そんなメンタリティは大事だろう。
しかし、元々自分に自信がないのに、そんなこと言われては、「やっぱり自分はダメなのか…」と自分を責めてしまい、さらに自信がなくなるだけではないか。
自信がないことをどうにか肯定しないといけない。
まだ自分自身のアイデンティティに誇りを持てない、それでもいいんだよと。
はっきりと、証明できなくてもいい。
本当の気持ちは、胸の奥にそっと仕舞っておいてもいい。
なぜならそれは自己や他者からのあらゆる攻撃から自分を守る手段だ。
自分自身が何者か、答えは今すぐには出ないだろう。自分がはっきりとしている人間を見て、君自身が嫌になることもあるかもしれない。
ただ、自分が何者かわかる！なんて、100%の確信を持って言える人はいるだろうか。
たまには世間からは離れて、クローゼットの中に隠れてしまえばいい。
クローゼットの中には、きっと素敵なファンタジーが広がっているはずだから。
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