後悔してる
後悔している
後悔をしている
ごめん、今日だけは
今日だけはさ、
双子の片割れの為だけの時間にさせてください。
知ってる人はいるのかな
僕ね、普段はあんまり
後悔をしないんだよね
自分の行動に責任を持つために
そうするようになっただけだけど
反省はしても、後悔はしないように
そう頑張ってる
でも、人を傷つけたとか
言い方間違えたなぁとかだけは
どれだけ頑張っても後悔しちゃう
君のこともね、後悔してるんだ
もし、もし。もし...
そんなもしもで溢れてる
後悔を、ずっとしている
しってるよ、君はもう戻ってこない
しらないよ、君が死んだか否かなんて
もう戻ってくることを、願ってもない
それは辞めることにしたから
君は正しく僕の思い出になった
それが悲しくて、後悔ばかり
ずっと、後悔ばかり
冬のあの日は君の誕生日
夏の今日は君と別れた日
全然未練がたらたらです
だって祝う約束をしてた
だってそんな記念日、
望んでなかったよ
ごめんねはもう届かないし
謝罪を君は求めてないだろうし
だから、だからね
何もしないのが正解
何もしないのが正しい
でも僕は君が今でも好き
だから、せめてもの弔い
僕は、、僕は。
君を愛してた。
家族として、双子として
憧れもあったけど、それ以上に
ずっと愛してた。
これからもきっと、
思い出の中の君を愛してく。
それは、これからも愛し続ける
ってこととは違うんだと思う
だって更新はないんだから、
だから、過去に生きる君を
ずっと、今も愛してる。
ずっと、これからも愛してく。
君が好きでした。
その過去形を、
変わることの無い家族愛を
これまでの君に、抱え続ける。
君の話をしよう。
君はいつも器用に生きてて、
そのせいか、おかげか人気者で
そのくせ凄く不器用な子
僕という絶対の味方を信じなかった
信じてくれなかった、馬鹿な子
周りにいる人達を見ずに
それでも周りに恵まれなかった
そんな子だったね
僕の小悪魔さん、
君には何度も裏切られたよ
君には何度も助けられたよ
僕の話をしよう。
僕はね、思い出話に花を咲かせる
って言葉がすっごーく、好き
それがね、花の名も持つ君に
今はピッタリだと思った。
君との過去には花が咲いたよ
笑ってあげる、君のバカを
泣きながら、笑ってあげるよ
悲しみながら、笑い飛ばしてあげる
馬鹿なやっちゃなぁ
なんて、君の悲しみに溢れた死に
僕の笑いを届けてあげる
いつだったか、小さな
小さな小瓶を買った。
その小瓶には、皆がいる気がして
だから、今でも枕元に飾ってある
何度も触って、祈りを込める
『幸せになってくれますように』
“みんな”に祈るの
死んだ子も、いなくなった子も
まだいる子も、たまに来てくれる子も
新しく来るだろう子も
誰、例外なく
祈って、願って、その想いを込め続けてる
ねぇ、言ったでしょ？
忘れてやらないよ。
忘れずにそっちに行くまで生きてやる。
それで向こうで会った時、
どうだこんにゃろう、僕がどれだけ大好きだったかわかったかって叫んでやるんだ。
それが僕なりの復讐。
ねぇ、好きだったよ。
優しい君も、嘘つく君も。
それでも、ちゃんと人間だった君も。
ありがとう、いままで。
君のおかげで“僕”がいる
君のおかげで、ここにいる
これからも、忘れてやらないからな
覚悟しとけばーか！
2025/06/20
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