しんどい時に踏ん張れるって、いいことですか?
自分の限界を超えるって、いいことですか?
今まで、それはいいことだと信じて疑っていませんでした。
それができる人は、かっこいい。
そんな人になりたいと、思っていました。
結果的に、私はそんな人に近づくことができました。
自他ともに認める努力家でした。
どんなにしんどくても、踏ん張ることができました。
周りには褒め称えられ、自分自身もとても満足していました。
でも、その先に待っていたのはキラキラした未来ではありませんでした。
自分の限界と戦ううちに、自身の中に亀裂が入っていっていることに、私は気付いていませんでした。
やっと気付いたときには手遅れでした。
周りには、頑張りすぎだとか無茶はするなとか、色々言われました。
でも、頑張ることは素晴らしいことなんでしょう?
限界突破って、かっこいいことなんでしょう?
どこからが正解で、どこからが間違いだったのでしょうか。
自分に優しく、自分のペースでやったらいいんだと言われました。
なるほど。
私は、自分の状態をよく見て、周りに流されずにゆっくりやっていこうと思いました。
しんどい日は学校を休みました。
動けない日は無理して動くことを辞めました。
なぜしんどいのかはよく分からないけれど、ひとまず自分の状態に合わせるのがいいと思ったからです。
でも、それも間違っていたみたいです。
周りよりも遅いペースなのは、甘えているから。
明確な理由なく欠席するのは、怠けているから。
周りはみんなそれくらい我慢しているんだから、私もちゃんと同じことをしなさいと言われました。
わかっています。
私はきっと、極端すぎたんでしょう。
うまくバランスをとる、というのが模範解答なんだと思います。
でも、このあたりかなと私が思ったバランスは、二度も間違えていました。
ちょうどいい、というのは都合の良い言葉に聞こえてしまいます。
生きるって、本当に難しい。
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