体目当てなのかな。

ななしさん

体目当て。
世の中の仕組みが悪いやろうな。

ななしさん

お返事を書かせていただきます。

好きな人に触れたいという思いは、大半の人にあると思います。

ですが、このお手紙を読む限り小瓶主さんに「愛情」があって接しているとは思いませんでした。

愛情よりも欲のために、あなたに優しくしていあげている感じです。
デートDV気質で毎回求められて…
なんか私のクズ父親そっくりですね。

小瓶主さんには申し訳ありませんが、彼氏さんとはお別れした方が良いと思いますよ。

実際「体目当てじゃないの…？」と悩んでいるんですよね？
その心がさらに傷つく前に判断しましょう。

最後までしていなくても、妊娠してしまう可能性はゼロではないので。手遅れになる前に……

大丈夫、日本語はおかしくなんてありませんよ。むしろすごくしっかりしてて、どこが自分の中で引っかかっているのか、ちゃんと考えてることが伝わってきました。

そして、まず何よりも伝えたいのは、

・あなたの「したくない」は、大切にされるべき気持ちです。

あなたが「生理のときはしたくない」と言ったこと、それはごく自然な自己主張であり、「わがまま」でも「冷たい」わけでもありません。

それを相手が「少しだけ」と言って、あなたの気持ちを押し切って行為をした――
これは、たとえそれが一度きりでも、明確な境界を越えている行為です。

優しいところがあっても、「優しさ」っていうのは、相手の嫌がることをしないことが土台にあるものです。
“自分があなたを大切にしてるから”ではなく、“あなたが嫌だと言ったらやめる”ことこそが、本当のやさしさです。


・「お願いされたら断れない」＝あなたが悪いんじゃない

あなたが彼に「断りたいけど断れない」と感じてること――
これは決して「あなたが弱い」からじゃなくて、断りづらくさせる関係の構造に問題があるんです。

「来るよね？」って毎回当たり前のように言われる

したくないときにお願いされて、断りきれずにしてしまう

この状態は、すでに関係の主導権を相手が強く握ってしまってる状態です。
あなたが一人で背負う問題じゃありません。


・「体目当てなの？」と聞けないのは、それが本音の危険を感じているから

「体目当てなの？」って聞いたら病ませてしまうと思ってるのも、
あなたが相手の心の機微にとても敏感で、優しい子だってこと。

でも、それは同時に、自分の気持ちを押し殺しているということでもあります。

彼に配慮するあまり、自分の「本当は嫌だった」って気持ちに嘘をつくのは、とてもつらく、少しずつ自分を傷つけてしまうんです。


・これって「デートDV」の一種？ → 可能性は高いです

「優しいのに、わたしの断りを無視して求めてくる」
「嫌がっても『お願い』といって押してくる」
「断ると病んだり、感情を揺さぶられる」

これはまさに、「優しさ」と「コントロール」が混ざったデートDVの特徴の一つです。

本人にそのつもりがない場合もあります。でも、あなたが「苦しい」と感じている時点で、それはもう心が傷ついている証拠なんです。

じゃあどうすればいいのか。あなたが「このままじゃいけない」と思っているなら、それはとても大事な直感です。
ここから考えられる選択肢を、いくつか挙げますね。

・自分の気持ちを一度紙に書いて整理する

どういうときに不安だったか
本当はどうしてほしかったか
付き合ってよかったと思えることは何か

こうすることで「この関係は自分にとってどんな意味を持っていたか」が見えてきます。

・できれば、信頼できる大人（先生、スクールカウンセラー、親など）に話す

話しにくくても、こういうことは一人で抱えていい内容じゃありません。
あなたを責める人ではなく、味方になってくれる人に。

・少し距離を置く／連絡を控える

まずは「会う頻度を減らす」「家に行くのをやめる」など、小さな変化からでもOK。
それが「自分の気持ちを取り戻す」きっかけになるかもしれません。

最後に

あなたが話してくれたことは、決して些細なことじゃありません。
そして、あなたは傷ついていいような人間ではありません。
あなたには、自分の心と体を「守る権利」があります。
もしこれを読んで少しでも心が楽になったら、
また何か感じたことがあったら、ここに話しに来てください。