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犯罪者の人権はどうしたら守れるのか。

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まじしんどいわ~。

刑法とかでさ、刑務所の事とか勉強しているのよ。
それで、刑務所にいる受刑者に対する人権侵害をどうしたら防げるのかなって、けっこう考えているんだけどさ。
調べ物をしていても、目につくのは犯罪者に対する人権侵害を肯定するような意見ばかり。

刑法の先生が「そのテーマ滅茶苦茶病むと思うよ」って言ってたけど、ホントにしんどいわ。

厳罰化イコールめちゃ酷い拷問的な仕打ちで痛めつけてやろうみたいな思考の人多すぎ。
あと刑務所内で暴力とかの人権侵害が起こったときに、「犯罪者だから良いでしょ」みたいな態度。普通に暴力は犯罪だよ、何正当化しちゃってんのさ。



一応説明しておくけど、
1 まず犯罪を犯したからといって人権侵害をされても良いなんて憲法に書いてないじゃん。
2 憲法36条で残虐な刑罰は禁止されてるじゃん。
3 国際的な人権規約で強制労働は禁止されてるじゃん。
以上三つの点から考えようと思ったけど、1は自明だから良いか。

2について
日本の刑務所で行われる刑罰は二つ。「懲役刑」と「禁固刑」(もうすぐ拘禁刑に一本化されるけど)
これらは「自由刑」と言って、移動の自由を奪うという刑罰なの。
要するに、「刑務所にいる事自体が刑罰」であって、刑務所内の暮らしは刑罰には入らないの。
だから、刑務所内の暮らしが劣悪でなければならない理由なんて何処にも無くて、寧ろ社会に近しい形の刑務所運営が受刑者の改善や更生に効果的であるという説もあるの。
刑を終えたら社会に出るのに、刑務所内が社会と剰りにも乖離していたら、改善なんて難しいじゃん。
改善のための教育や指導が刑罰に含まれるのか否かという難しい議論まで説明するのは面倒だからここでこの話題は終えるけど。

次に3ね。
刑務作業が強制労働に当たるんじゃないか問題。
一応日本の刑務作業の特徴について明らかにするためにフランスと比較するけど。
フランスでは、刑務作業イコール労働とされていて、実際に刑務所内にある工場やなんかで労働契約を結び、対価として賃金を得る。労働は自由契約なんだけど、労働に応じて家族との面会回数が増えるなどご褒美もある。
対して日本は、懲役刑なら義務、禁固刑なら選択で刑務作業をする。刑務作業は労働ではなく、賃金が出ない。代わりに報奨金が出る(一日4000円くらい)。労働との違いは、賃金ではないから医療保険料とかが払えないし、契約を結んでいる訳ではないから実質的に強制労働じゃん。
まだまだ議論が必要な訳よね。


もっと本質を理解するための重要なポイントはあるけど、とりあえずこれくらい。

ホントに、辛い作業だよね、こういう問題は。
でも、だからこそ、真剣に考えなければならないし、向き合うことを諦めちゃダメなんだよね。

これが大学で学ぶ意味であり、意義でもあると思うよ。

それにしても、本当に良い先生に恵まれた。
教養レベルの授業ではあるけれど、熱心に取り組めば、情熱を持って返してくれる。
そんな良い先生。

だから、辛いけど頑張る。
学び続ければ、私が変われば、
もしかしたらそれが小さな蝶の羽ばたきのように
世界を良くするきっかけになるかもしれない。

なんてたいそうな事をぬかすけど。
でも、学ぶ事を辞めちゃいけない。
改めて、そう思ったんだ。

207350通目の宛名のないメール
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名前の有る小瓶

まじか〜
で、それでいてごくたまーに、刑務所のほうがいいっつって再犯しただのなんだのっていうニュースも見るような国なの?不思議だね。

かるーくネットで調べたら◯◯刑論っていうのが出てきて「うん……なるほど。いろいろあるんだね」と思った。
ルルーさんの小さな蝶の羽ばたきでキラキラ舞う(可能性は無限大!の)鱗粉をキャッチしたいと思う程度には興味があって、応援したい気持ちがあります。

ちなみに今回のお手紙で1番惹かれたのは
「寧ろ社会に近しい形の刑務所運営が受刑者の改善や更生に効果的であるという説もあるの」
ここかな。

勉強になりました!ありがとうございます!

ななしさん

バカにしてるわけじゃないけど、ほとんどの人は法律をよく知らない(学ぶ機会がない)。

法に照らしてどうこうという考え方より、単純に私怨や自分の正義感で犯罪者を見る。


誰かの権利を侵害した者に対する世間の目は厳しい。

人の権利を踏みにじっておいて、自分の権利を主張するなと。

待遇の悪さや強制労働、犯歴のある者への不利益な取り扱い(刑期が終わっても)も刑罰のうちだと考える。

そんな風潮では、待遇改善や更生に積極的に取り組む人は、冷遇されがち。

それでも頑張ろうという人が、逆に犯罪者の逆恨みを買ったりすることさえある。

刑法の教授の言ったことは悲しい事実。

いくら、法律ではこうなんですよねと言っても、人の考え方に訴える力は微々たるもの。

法と実際の板挟みになって苦しむ。

それでも学ぼうという意欲のある者がいるならば、遠い未来で、何かが変わるかもしれない。

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