こんにちは。
お手紙拝読しました。
あなたのその「問い」が、とても他人事とは思えず、今これを書いています。
私の家庭もまともじゃなかったです。
ある時カウンセラーに自分の生い立ちを話したら、その人が泣いてしまったけど。
私はそんな対応は望んでいなかった。
一緒に泣いて欲しいのではなく、出口を示して欲しかった。
まぁ、それはさておき……。
あなたと同じ気持ちを、何度も何度も何度も感じながら生きてきました。
友達もいません。
でも、あんなに苦しんで、何度も死のうとした人生だったのに、
今は不思議と平然と生きられるようになりました。波はありますが、
対処法というか、よくある表現で言うなら、自分の取説を手に入れ、
それを更新できているのかもしれません。
自分を客観視したり、自分の心と折り合いをつけられるようになったというか。
それがそっくりそのままあなたに適用できる保証はありませんが、
でも私は、あなたに死なないで欲しいです。まだ生きていて欲しい。
死ぬなら幸せになった後にしませんか。悲しい気持ちのまま死ぬのは、
あなたが(かつての私が)かわいそうです。
人生と子育てに、苦しんで、苦しんで、何度も死のうとしたけど、
今は何とか生きています。子どもの大学生になりました。
あなたにもきっと、その日がくると信じています。
参考まで、私が実行したこと、考えてみたことを書かせてください。
何かのヒントになれば幸いです。
・まともな家庭で育っていなくても子育てはできる
・育児に関しては、良質の本を読む、講演にも行く
・自分を癒してくれる「何か」を探す、自分を大切にする
・自分を大切にすることに罪悪感を持たない
・自分を大切にすることが、子どもを大切に育てることにつながると認識する
・夫には毅然とした態度で接する
・やりたくないことは極力しない、そのような仕組みを作る
・離婚したければする、調停で慰謝料と養育費を請求する
・夫がお金を入れてくれているなら、それは便利なので利用する(位の気持ちで)
・趣味を見つける、でも、無理に見つけなくてもいい
・自分の良い所を探す、無理にでも見つける
・あまり良くない方法かもしれないけど、自分より性格の悪い人間を観察してみる
→案外多くいます。芸能人、政治家でもいい。こんな人間もいるんだ、自分の方が
ちょっとマシじゃない?と思う 開き直ってみる
消えてしまいたいなら、お子さんを連れて、新しい土地で暮らしてみるのもいいと思いますし、
もし誰からも好かれていないとしても、あなたが、あなたご自身を好きになれるように行動してほしいです。
自己評価と能力は必ずしも比例しません。
失礼ながら、「え?」と思うような人が、すごく自己評価が高く、
自分大好きだったりしますから……
でも羨ましいですね。私もあなたも、そんなふうになれたらいいのにですね。
そういう人からも学ぶ部分はあります。謙虚のない自信を一緒に手に入れたいです。
私はこれを、友達に宛てる手紙のような気持ちで書いています。
よかったらお返事くださいませんか。
お待ちしています。