震災のあった日
とっても怖かったあの日
みんなの故郷が消えてしまった時
受け継がれるた記憶は
とても悲しくて
残酷で
心がザワザワした
時間が全てが置き去りにされたような気がした。
あなたのことが心配で
眠りにつけなかった
夜が長かった
海の怖さを
涙の果てに
知った瞬間から
何もできないむなしさが
胸を掻きむしる
どうか言葉よ
届いて
ひとりじゃない
みんなが
居るんだと
教えてくれた日々
無くした名前に
新しい未来が刻まれていく
あなたが生きている
誰かが呼んでいる
ここに居るよと
やまない風に
時を刻もう
あなたという幕を
たなびかせて