お水いっぱいに入った金魚鉢の中に沈んでいたい。
こんな気持ちになったのは久しぶり。
自分にとっての水は、音も、視界も、人との繋がりを切ってくれるから。
今日は、自分の友達同士が喧嘩したり、木管楽器に理解を持たない吹奏楽の顧問に理不尽に怒られたり、
毎回授業の初めに、
「勉強中は静かにしなさい。話したら欠席扱いね。」
というくせに、自分達が勉強している時は、 趣味の旅の話や、猫の話をして勉強の邪魔をしてくる数学の教師。
これが今日一日で全て起こってしまった。
矛盾な行動しかしない外の大人達の事は信用出来ない。
その人達にその人のルールを自分は押し付けられる。
これがどれだけ辛いことなのか本人達に分かって欲しい。
家の外に出たら、自分の本当の気持ちを「心」という脆いガラス細工のような容器の中に収めて、
『私は、どんな辛いことがあっても泣きません。
私は、どれだけ高い壁があっても乗り越えます。』
という偽りの仮面を付けて、ただニコニコしているだけの強がり者。
こんな生活が続いた今日この頃。
遂に「心」という容器にヒビが入ってしまった。
自分が好きなゲームも、ネットサーフィンも今日は珍しくやる気が出ない。
早くそのヒビを直したいけど直せない。
だから私は人との繋がりを切ってくれるお水の中に逃げたい。
もう明日が来なければいいのに。