母はいつも明るくて楽しそうでいいお母さんだと思います。
だけど人間として合わないなと思うこともあります。
物心ついた時から意識しないでも母はかけがえのない特別な存在だと思っていました。だけど、母はよく他人と私を比べています。
小さい頃から、お父さんがあなたはわがままだと言っていたとか誰々ちゃんのお母さんがあなたは無愛想だと言っていたとか、よく母は、他人からの評価を使って私を注意していました。
他にも、あなたより誰々ちゃん、誰々君の方が大変よ、あなたなんて全く大変な方じゃないと言ってきます。きっと、これは母なりに慰めてくれているのかもしれません。母はかけがえのない特別な存在だと思っていたから、認めてもらいたかった、誰かの方が大変とかじゃなくて、私もみんなと同じくらい努力しているのだなと思ってほしくて一生懸命頑張ってきたつもりです。
私自身、母には自分も努力していることや自分も大変なんだとわかってほしくて思春期の時なんかはよく反抗してしまいました。しかし、それでもわかってもらえず、ただ私が怒りっぽいと思われるだけになってしまい、逆効果。ますます、わかってもらえない結果になってしまいました。
母は私が選んだ選択肢に対して、私が言った方を選べば絶対上手く言ったのにとよく言います。ただ、私をまっすぐ見てほしいだけ。私の選んだ選択肢も認めてほしかっただけ。でも、これは、私をここまで育ててくれた母に対して、私は贅沢な要求をしていたと思います。
もちろん、私にも、不安で寝れない日もあったし、夜には涙がとまらない日もありました。そんな時、みんなも苦労してるのにあなたが泣いている意味がわからない、そんな言葉をかけて欲しかったわけではありません。そんな時まで他人を出さないで欲しかった。育て方を間違えたなんて言ってほしくて泣いていた訳ではありません。
きっと母も今まで苦労してきたんでしょう。それでも育ててくれたことに感謝しています。尊敬もしています。でも、お母さん、あなたは一体誰の味方なんですか?
(ここまで読んでくださり、ありがとうございました)