自分の考えを言葉にするのが苦手だ。
人間関係や将来のこと、日々のニュースを見て考えること。普段から考えていることは多いのにいざ言葉にしようとすると頭が真っ白になる。何から話したらいいのかわからなくなる。
例えば友人に相談をされた時。悩んでいるから何かアドバイスをしたいと思う。だけどこの人も自分に相談するまでにいろいろ考えたはずだ、今私が言おうとしているアドバイスはとっくに考えた事かもしれない、もしかしたら無責任だと思われるかもしれない、と考えると言葉が出てこなくなってしまう。ここでもそうだが、自分の考えていることが誤解されて伝わらないだろうかと考えて補足を付け加えすぎて文章が長くなる。これじゃ伝わるものも伝わらない。
だから僕は決めた。ここでその練習をしようと思う。普段心に浮かんでは消えていく他愛のないことをここに書き残していこうと思う。
「つれづれなるままに、日暮し、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」
かの有名な吉田兼好の随筆「徒然草」の冒頭である。
彼のように後世何百年と受け継がれるような文章は書けなくとも、自分の思いを、考えを伝えられるようになるために。
いつか自分の書いた文で誰かの心を動かせるようになれればいいなと思いながらこの文を終える。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項