ただの愚痴のようになってしまったかもしれません。
今日のお昼は、魔窟(義実家) にて、昼食パーティでした。
大変性格の悪い、猛毒親の義母と、義父と、そして義犬が待ち受けています。
なにもいらないわよ〜と建前では言うけれど、私達の家も義弟の家も、お互いの動向を気にしながら、お互いよりシャレオツでオシャンティーで特別で本物志向で気の利いた手土産を用意しなければなりません。上納品を用意してもらって当然のお家柄だそうで。
手間もお金も負担です。主人も、家に行くだけなのに、なんで親にこんな思いさせられるんやとぼやいています。
私と主人は第一子長男長女ブルーカラー、そして義弟夫婦はふたりとも末っ子ホワイトカラーです。この表現も大嫌いなのですが、便宜上。
私達のときと義弟のときとは、何もかも対応が違います。真反対です。
結婚、出産、出産後翌日、子どもの誕生日、敬老の日、七五三、運動会盆暮れ正月等等等等各種イベントのほか、我が家に関しては預かるどころか育児の手伝いどころがなにもせず、3日に一度は電話をかけてきて怒鳴り上げながら喧嘩を売っていました。毎回毎回、私にはいつもそうなのです。私にはそういうことや小馬鹿にすることを言いやすいらしいのです。
家を新築したときも私達のときは怒鳴り上げ喧嘩を売り…せっかくできた私の帰る大事な家にも義父義母揃ってケチばかりつけて帰るので、二度と呼ぶかと主人と決めました。
というのも、私にはとうに実家はなく、親無しなので言いたい放題やりたい放題なのです。
今日のパーティーでも、相変わらず嫁孫の格差は激しかったです。
義父も、義弟嫁にはデレデレし、私の話は全く聞きません。
それは構わないのですが、ただ、何をやってもうちの息子のときと、義弟の娘たちのときと対応や待遇、リアクションが違いすぎるので、こういう人たちだとわかっていても、やはりおもしろくありません(笑)。
ついでにいうとですね、義弟の娘は躾がなっていなくて、テーブルに頬杖をついて、いまだに親に食べ物を食べさせてもらっています。いただきますもごちそうさまもしません。
そして、義弟の手土産(オシャンティーなクラフトビアー)を飲食し、私達の手土産は鼻で笑ったのです。そして「あんた達持って帰って食べなさい」あ~そうですか我々庶民の選ぶ駄菓子はご趣味に合いませんでしたか(笑)色々調べて車でわざわざ買いに走ったのですがね…。
………
何もかも今日のことも、今までのことも思い出してしまいモヤモヤしながら家にかえり、
主人と、「私達家族3人は、あの義実家で、損ばかりしてるが、こんなことに負けず幸せにならなあかんな」と、しみじみ語りました。
私は着ていたオシャレな服を脱ぎ捨て、化粧を落とし、
紺の袴に着替え、
剣道の稽古にいきました。
大きな奇声(笑)を出しながら、ダンっと床を踏み込み、竹刀で打ち抜けるたびに、もやもやも忘れて行きました。
性別も職業も、学歴も年収もない、その人と人との世界です。
道場の規模は小さいけれど、先生も仲間もまともでいい人たちです。 稽古後は笑い合います。
私には、ここにも居場所がある。ホッとしました。
私達家族は人一倍苦労がありました。変なやつもいっぱいいますが、素晴らしい仲間や先輩、師にも恵まれています。
人間関係も気取っていませんし、心がかよっています、人間味があります。
義実家の家は高台にあり、スノッブでありセレブリティ。値段の高いものが良い物、と信じ、私達の住んでいる山の下のことは、「下界」 と呼びます。
下界に住む、我々含む市井の人々を庶民だなんだと馬鹿にしていますが、全然わかってない。
あの人達にこの下界の良さをわかってもらおうとは、もう既に思っていません。
今日はこの、天界よりも素晴らしい私達の下界に焼酎で改めて乾杯です。