ビーズで作った猫の首輪を依頼主の友人に渡す。
早速彼女の飼い猫に装着したら、恐る恐る擦り寄って来て、2時間以上近くでゴロゴロ言ってくれた。
こんなに長時間わかりやすく上機嫌と言うのも珍しいと言う。
帰りに追加注文で3本作成依頼あり。
とても嬉しいのに心の片隅に、ぐったり疲れている私がいる。
家族から「貴女は病気」と言われるほど壊れてしまってから、常に心が二重奏。
楽しかったり、意欲に満ちている時も、心のどこかに無気力で何にも関心が持てない自分がいる。
暗い側面を打ち消そうとすればするほど鮮明になり、恐ろしい闇への吸引力が増す。
あらがわずにいると、楽しい気持ちも壊れない。
でも楽しい気持ちが闇に打ち勝つ事もない。
死にたいとは思わないけど、積極的に生きる気力が湧かない。
動かないから向こうからやってくるものもたかが知れている。
それゆえ遅いながらも対処もできる。
でも、自分から何かを仕掛けようとすると思考が止まる。
四十路も半ばで水を打ったように静止した人生。
正社員で働いていた時も、趣味を仕事にした時も、一人暮らしの経験はない。もちろん嫁にも行ってない。
今は就労困難で、単発の仕事をやると翌日は倒れて使い物にならず。
こんな人でも生きています。
だから若い人はもっと胸を張って自信を持っていいのです。
どうしようもない人間の最適な見本。
それだけが私の存在する価値。
そんな人でものうのうと周囲に生かされ生きています。
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ななしさん
いいじゃないか、そういう生き方も人生。
セオリーなんかありません。
首輪作りも、その日の体力、気力の範囲内で
たのしくたのしく。
心身負担を、少しゆるめる、調節が出来るようになると
自分の内側から、自然に
気がむいたことが、ぴょこっと現れる確率もあがると思います。
(私も同世代だから、体力的な部分のことなど、
部分的ですが、理解出来る部分はあります)
なんにせよ、むりしないでね。
まいたん
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