姫緒さんは最低じゃないと思いますよ。
先生から誉められるくらい、掃除や普段の学校生活を頑張れているんです、それだけでもう十分すぎるくらい凄いことです。
それに、隠していることや嘘など、誰にもしたことがない人の方が少ないのではないでしょうか。
大好きな先生に嘘をつくのは辛いかもしれませんが、逆に姫緒さんのことを、全部話さないといけないという必要もないと思います。
きっと、その先生は姫緒さんにとって信頼できる大人なのだと思います。
信頼できる大人って思っている以上に少なくて、なのにそういう人を見つけられたのは素敵なことです。
なので、姫緒さん自身が話したいな、と思ったタイミングで、ゆっくりと先生にお話をすればいいのではないかと思います。
先生もきっと姫緒さんのお話を聞こうとしてくれますし、しんどいときには頼ってみてもいいと思います。
ゆっくりでいいんです。
無理してしんどくなるよりも、姫緒さんのペースで進んでいく方が、きっと心も休まります。
私は勿論ですが、先生もきっと、姫緒さんのことを支えたいと思っているはずです。
でもまた辛くなったら、小瓶を流してくださいね。
姫緒さんの味方は、いつでもここで待っていますよ。