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「幻」がテーマの詩集(2篇しかないけど、、、)ぜひ読んでいってください。感想も書いてくれたら嬉しいです。

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「さめざめ」
地球が歪んで見える
ただその中で唯一まっすぐな
なによりも愛しいもの。
感傷に浸りたがる私は
途切れていくばかりの歌声を
微睡むような素振りを見せながら
あなたと聴いていたいのです。

あなたのとなりにいられること
それだけで、私はこんなにも___。
温度はないのに、なんだかあたたかくって
つい、口許が綻んでしまう。
だからこそ、二度目の終わりがすぐそこにいることに
気づきたくなかった。

あなたの姿が
濁って、薄れて、蟲の息。
必死に思い起こそうとも
もう、触れられない距離にいること
そのもどかしさにからだのなかをかき回されたとき
窓からさしこんだ
私の鼓動と同じ速度で点滅する
信号機の光とともに
あなたの
白い肌
黒い髪
赤い血潮
それらすべての色彩が
糸のように解けてしまった___。

冷め切った夢でよかった。
覚めたくなんてなかった。
未だ冷めやらぬ愛が響かぬよう
ただ、さめざめと。

「幻」
からっぽな病室。
彼はか細い指先で、ていねいに空気を撫でる。
そこに天使がいるのだという。
いつも悩ましげな瞳でこちらを見ていた彼はもういなかった。
爛々と輝かせる瞳は、どこか子供のようで、ひどく不思議な瞳だった。
暖かな陽光に包まれ、そっと手を伸ばす。
儚げだけれども、あどけなさを隠し切れてない彼の表情があまりにも綺麗で、悲しかった。
彼はもう、目の前にいる私の姿さえ捉えられないのだ。
帰ってこれないなら、せめて私が
彼と同じように天使を見られたら
彼の世界に、私はまた、映り込むのだろうか。


読んでくれてありがとう。
今回の2篇は考察とか結構できるんじゃないかな、、、?
楽しんでもらえたら嬉しい。
よかったらお返事に感想書いてくれたら嬉しいです。
またね。

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名前のない小瓶
(小瓶主)

ななななしさんへ
初見さんいらっしゃい!(新婚さんいらっしゃいみたいになってしまった、、、w)
素敵と言っていただけて嬉しい限りです。
ありがとうございます!!

ルーナちゃんへ
こちらこそ読んでくれてありがとう!!
純粋な心の中におもりが入った感じ、、、自分の書いた詩をそういう風に表現してもらえるのは嬉しいな、なんかすごく腑に落ちた、、、
その二つの台詞、私自身も気に入ってるw

ルーナ•ゼノフィーレ

こんにちはルーナです!
今回も素晴らしく切なく美しい詩をありがとう。
私の語彙力では伝えられないんだけど
純粋な心の中になんかおもりが入った感じになった。
「温度はないのに、なんだかあたたかくって」と
「帰ってこれないなら、せめて私が
彼と同じように天使を見られたら
彼の世界に、私はまた、映り込むのだろうか。」
が好きです。
また新しい詩まってます!

ななななし

初見(?)です。トップに流れてきて読んでみたら素敵すぎたので感想を書かせてください(_ _)
どちらも救われない悲恋感が強めでハチャメチャに好きですが「幻」の表現がすごく刺さりました…「そこに天使がいるのだという」の本人がすでに君は天使だ等と言葉に出したかなんかで確信してしまっているのがなんか、すごくもの悲しいですね…
語彙力がなくてすみません((

名前のない小瓶
(小瓶主)

マキさんへ

「あなた」は死体としてそこにあるのか、それともその死体は「私」のなかにある死んだときの「あなた」の姿が幻として現れただけなのか、、、
「あなた」が死んでいることは事実ですが
一体「私」が見ている「あなた」はなんなんでしょうね、、、?
考察しても正解を掴めないような、夢と現実の境目がわからないような作品を目指したのでそう言っていただけて嬉しいです。
「幻」はほんとまんまその通りですw
狂気的な愛って、良くも悪くも純粋すぎる気持ちが暴走した結果なのかな、、って思いますね。
なんかこういう題材の詩って一歩間違えたら中二病全開のものになりそうだったので、なるべくそうならないようにうんうん唸りながら描写を考えましたww
結構難しかったですwwまだまだ精進していかなければ、、、www
こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました!

オダマキ

「さめざめ」
は、なんだか、純粋さの中に狂気を感じました。
死体の隣で睡眠を取り、死体を眺めて微笑む。
恋人の死んだ時の夢を死んだ本人の隣で見る。
いや、そこまでが夢なのか・・・?
境目がわからなくなりそうになりましたね。

「幻」
は、病気が進行した“彼”が幻覚を見ていて、
自分もその幻覚を見れたら、“彼”は自分を認識してくれるか。悲しい恋みたいな感じがしました。
でも主人公も幻覚を見てしまったら、
“彼”の見ている天使も見える、“彼”に認識してもらえる。
ただ、その「認識してもらえる」ことすら幻となりそうですね。

語彙力と理解力をもう少し上げなければ。

二つを通して見た後、最初に浮かんだのが「狂気的な愛」
なのがなんか引っ掛かる。純粋でもあるはずなのになぁ、って思っちゃって。

夏にピッタリの怖い詩ですね!怖さだけじゃなくて純粋さも含んでいるのがまた良き。

読ませていただき、ありがとうございます!

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