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自分の人生を生きると言うこと

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私は18歳の浪人生です。
幼稚園から大学までエレベーター式で進学できる学校に入れてもらいました。小学校でいじめにあったけど耐えて耐えて毎日学校に行き、とても辛い経験を乗り越えました。中学、高校でも、悪口を聞こえるように言われたり、軽いいじめ、嫌がらせはありましたが、それも小学校の経験からか、そこまで辛くは感じませんでした。
高校になると、そうな人間性が腐った人間達がいる大学には行きたくないし、自分があまりにもなんの努力もせずに生きてきたように感じて、受験をしたいと思うようになりました。でもスポーツの部活に全てを捧げていたので、たいして勉強することもなく、結局内部進学の切符を蹴って受験し、受かったところもありました。ですが、元々本当にやりたいことがあったわけでもなく、内部進学する予定だったところより低い偏差値のところは親が行く意味がないと言うのでそれもそうかと浪人を選びました。成績は伸びたのもあれば伸びていないのもある、普通です。
でも常に、私は本当にやりたい仕事というのがないんです。どうしても行きたい大学もないんです。
今ではあの時進学してても大して変わらなかったとも思います。
でもずっと変わらずに思っていることはあって、私はずっと同じ仕事はできないと思います。例えば、サラリーマンとかはできない性分でやったとしても途中で苦しくなって死んでしまうかもしれないし、それが容易に想像でてしまうんです。そして人の心を動かすような、癒せるような仕事がしたいんです。俳優さんみたいな、いろんな仕事をするじゃないけど、いろんなことをしたいです。(俳優になりたいわけではないです)そして、とても忙しく、努力をとてもして、そのことをするために仲間と真剣に本気で頑張る、そんなとても大変で忙しい期間と、何をしてもいい軽い休暇みたいな期間を比率はなんでもいいんですが交互に繰り返すような、そんな人生というか仕事がしたいんです。(言葉が下手でごめんなさい。)
自分でも馬鹿みたいに都合がいいし、そんな仕事ないってわかってるんです。
でも辛い時、常々韓国のアイドルの歌や生き方に何度も救われてきて、死にたい時も生きようと前を向けました。それで、韓国のアイドルになりたいなんて思ってしまったんです。顔は可愛くない、背は高くない、でも歌を歌うのは昔から大好きで、ある程度の歌唱力もあって、スタイルはいいです。だから私も、誰かの役に立ちたいって思ってしまいました。私はほんとに救われたから、私も同じように、誰かの味方になりたいし、誰かの心を動かしたいし、そう思います。私が自分を応援してくれる強い味方が欲しいという思いもあります。もちろん韓国のアイドルが皆んな大変な思いもしていることも知っていますし、アンチがいるのもわかります。でも誰が一人でも自分をすごく応援してくれる人がいて、好きなことをできたらとても幸せで、そこで誰がどんな酷い言葉をかけてこようとも生きていける気がしてます。
もちろん私なんかが目指すのがおこがましいことだともわかってるし、成れる可能性がとてつもなく低くて、大変な道とも分かっています。年齢的にとてつもなく厳しく、なんなら今年がギリギリというのもわかります。
でも、せっかくできた夢、だから、ここで何もせずに諦めるのは違う気もします。
親が一番なってほしくない職業だろうとも思いますし、今までの私では考えられないようなことでもあります。
でも、ようやく、これから生きるということに対しての意味と、人生というものを取り戻せる気がして、どうしたらいいのか分からないです。
無理だったら諦めて人生を送ることもできる気がしますが、何もせずにこれから人生を長く続けることはできない気がして辛いです。
こんなことはそう簡単に誰にも打ち明けられないし、親不孝な決断だし、親はそう簡単に応援してくれるタイプではないし、友達にも言い出す勇気がなかなか出なくて。
一度合格できてから相談することも考えましたが、もし挑戦するなら、どこかのタイミングでは韓国に最低一日いかなければなりません。親は厳しいし、1日ごまかすのも無理です。
もうどうしたらいいか分からなくて、この気持ちは正しいのか、ただ辛くて逃げているだけなのか、やっぱり本気なのか、どうするべきか、わからなくてなんかもう全てが辛くて涙が止まりません。
人生って何かもわからないし、どう生きるのが後悔ないか。この先私は人生を諦めずに進んでいけるのか、もうわからないです。

182073通目の宛名のないメール
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ななしさん

小瓶さん、こんにちは。

私は高校生の時、大学に行くか就職するかを決める時、私もやりたい事も好きな事もなかったので、就職しようかな、と母に言いました。
勉強は嫌いでも無いけど好きでも無いし、教育を受けたところで、私が何か変わったり、すごい人になる、という事はないと思ったからです。

でも母はこう言いました。
学校へ行く時期が終われば、これから一生嫌でも働かなくてはならないのだから、なんでわざわざ今から働く方を選ぶのか?
やりたい事もないのなら、大した仕事も見つからない。
だからとりあえず大学に行ったら良い。
大学に行って、出来る事を勉強して、友達と遊んで、その間に就職の事を少しずつ考えて行けば良い、と言いました。

私は単純なので、それもそうだな!と思い、母の選んだ大学に推薦入学で入りました。

結論から言うと、私に取っては大学に行ったのは正解だと思います。
私の専攻は英文学科なので、理系の学科とは違って授業の内容は緩やかだったので、のんびり自分のペースで通う事が出来たから、というのもあります。
でも、4年間、毎日が本当に楽しかった!

大学生は、子供と大人の中間で、親に守られつつも、少し大人としての自由が得られる期間です。
自分の好きなように行動する選択肢が、たくさん出てきます。

私は寝坊癖があるので、どうしても取らなくてはならない授業を除いては、朝10時半以降の授業ばかり取りました。
金曜日と土曜日の授業は、なるべく仲の良い友達と同じ枠の授業を取って、講義の後一緒に遊べる時間を確保しました。

嫌いな教授の授業は、なるべく避けました。
授業の内容が難しかったり興味がなくても、お気に入りの教授の話は楽しく聞けます。
嫌いな教授は、面白い内容でも、全く耳に入りませんから。

お気に入りの教授には、なんでもかんでも質問をして仲良くなりました。
教授に覚えてもらうと、気にかけてもらう事が多くなり、勉強を頑張ろうと思えるようになりました。
私は頭が良くなかったので、悪いなりに、これじゃダメだな、とうしてこう思ったの?とアドバイスをいっぱいしてもらえました。
馬鹿な子ほど可愛い、の教授バージョンですね。
大学生ともなると、教授にもよりますが、学生を一人の人間、一人の同じ事を学ぶ人、と扱ってくれます。
もちろん、教授の考えには及びませんが、対等に話してくれます。
大人になった気分で、とても嬉しかった。

大学で、今でも忘れられない事に出会い、学びました。
一番の出会いは、好きな本に出会った事です。
私は読書は大嫌いでしたが、大学で出会った本は何冊かあって、今でも読み返します。
大学で一番学んだ事は二つあります。
一つ目は、部屋を真っ暗にして寝ないと、脳が休まらないという事。
これは生物学の授業で学びました。
私は怖がりなのですが、今でも出来るだけ部屋を暗くして寝るように心がけています。
二つ目は、人間は生まれてから死ぬまで全てにおいて不公平という事。
これは法学の授業で学びました。
私はもともと楽観的な性格ですが、この言葉のおかげでさらに、「人生不公平で理不尽なのはしょうがない、それにきっとどうにかなる」、というメンタルになれました。
全て、専攻の英文学とは全く関係ないのですが、この3つだけでも、大学に行った価値があったな、と思います。

中学高校とは違って、自分に合う本当の友達に出会う事が出来ました。
高校までは、自分も友達も、人格形成の時期です。
つまり、まだ、本当の自分になり切れていない時期です。
もちろん、大学生もまだ子供のような時期ですから、いろいろ学んで吸収し、それからも心が成長します。
でも、基本となる自己が形成されるのは、やっぱり18歳くらいになってからなのではないか、と私は思います。
お互いが本当の自分になってから作った友達は、やっぱり馬が合います。
似ている所は心地良い、違う所は補っていける、そんな関係になれました。
卒業してから20年以上経ちますが、今でも何人かの友達とは仲良しで、定期的に会っています。

バイトをして、自由に使えるお金が増えました。
私はあまり物欲はなかったので、バイト代を毎月決まった額貯金するのが楽しみでした!
残ったお金は、友達と出かけるのに使いました。
色々な所に行って、色々な物を食べ、色々な事を見て、友達やそこで出会った人や経験から、たくさんの事を学びました。

私が言いたいのは、私が大学で学んだのは、英文学だけではないという事です。
私が学んだのは、自分が好きな事、嫌いな事、好きな人、嫌いな人、楽しめる事、楽しめない事、得意な事、苦手な事、人との関わり方や考え方です。
「自分の人生の始め方、どうやって生きて行くのが自分に合っているのかを探す糸口」を学んだのだと思います。

小瓶さんの人生は、まだ始まったばかりです。
もしかして、まだ始まっていないかも知れません。
だから、自分には何も無いように思うのは、普通の事だと思います。
人によっては、10代の頃にやりたい事を見つけて、それに向けて頑張っている人もいるでしょう。
でもそれは、きっとラッキーな人だと思います。
普通の幸運を持っている普通の人には、何も無いのが普通だ、と私は思います。

だから小瓶さんも、せっかく受験勉強を始めたのですから、とりあえず大学に行ってみてはどうでしょうか?
自分の自由に動ける事や時間がたくさんある4年間で、自分の選択した事を楽しんだり失敗したりして、自分の事を学んでみてはどうでしょうか?
その間に韓国のアイドルの事、もっと調べる事も出来ます。
人生は長いです。
焦ったり、近道をするのは、得策では無いと思います。
ある程度の準備期間を確保するのも大切だと思います。

「とりあえず行動してみる」のは、一つの手です。
でもそれは、ゴールは分かっているけど、手順が分からないから、とりあえず始めてみて、手順はその都度学んでいけば良い、という時の場合です。
でも小瓶さんは、今はゴールが曖昧ですね。
だから今は、「目の前にある事をとりあえず成し遂げる事」が小瓶さんいは良いのでは無いかな?と私は思います。

選択する事は人生で大切です。
でも、流れに身を任せる事も、時には必要です。
私は今は、小瓶さんに取っては、後者の時期なのでは無いか、と思います。

それでは、ご自愛ください。

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