誰かが、妹を自死で亡くしたと言った。誰かが、大切な人を自死で亡くしたと言った。誰かが……。わたしは、そんな誰かと同じ思い

誰かが、妹を自死で亡くしたと言った。
誰かが、大切な人を自死で亡くしたと言った。

誰かが……

わたしは、そんな誰かと同じ思いを家族に背負わせてしまうかもしれない。
大切な人に、背負わせてしまうかもしれない。

それがわかっていたとして
痛いくらいに、その痛みがわかっていたとして

それでもどうしようもない。
ぼくにとって、自殺は事故だ。
救いようのなかった事象であり、後悔するのは間違いだと思う事。
あくまで、私が思う『わたしの自殺』についての話で、他人の自死についてはまたべつのおはなし。

一生懸命考えてるよ。考えて、考えて、できないことはできなくて。しないことはしなくて。
生きようとして、生きようとして、それでも生きられなくて自殺という選択肢を取る。

……まあ、他人から見れば全然『生きようと』なんてしてないように感じられるかもしれないね。

だって、生きたいなら「どうしてそうしない？」ってことがあまりに多いから。

ぼくなりに、こうしてずっと外部に「助けて」って主張しているつもりなんだけどなあ……
これが今の精一杯。ネットじゃなくて、リアルに近くにいる人に本当は助けを求めるべきなのはわかってる。手を差し伸べられない距離で、匿名性の高い場所で、いったいどうすればいいというのか。言われても、無理なのはわかってる。
でもこれが、いまのわたしの精一杯。

大丈夫。ちゃんとリアルでも助けを求めて助けられてる部分あるから。じゃないと今ここに僕はいないよ。

いつだって、そのときの自分の精一杯で頑張ってるよ。その結果自殺しちゃうのは、不幸な事故。ごめんなさい…… ごめんなさい……

わかってるって、すごい言っちゃうけどさ、
そりゃだって、ぼくだって、ぼく自身を助けたいんだ。
助けたくて、助けたくて、だからもっと頑張ってよ!って。思ってる。
もっといろんな人に相談してよ。もっといろんな人に助けてもらう努力をしてよ……！
なんで、どうして……！って、ぼくが一番思ってるよ……

死んで、一番後悔するのはわたしだ。
死んで、一番痛いのはわたしだ。
大切な人を傷付けて、壊して、狂わせるかもしれない。一生癒えない傷を負わしておいて、ぼくは死んで何も感じなくなって……最悪だよ。最低だよ。
そんなの痛すぎるじゃん……わかってる。わかってるよ……

だからずっと、悩んでるんです。
だからずっと、苦しいんです。

ごめんなさい。

ごめんなさい。

そしていつも

「ありがとうございます」

さようなら

またね

名前の有る小瓶

177711通目の宛名のないメール

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お返事が届いています

ななしさん

休んで、ゆっくり休んでください。
心身を休めてあげてください。

名前の有る小瓶

（小瓶主）

とりすさんへ

こちらこそ、ごめんなさい。
そしてありがとうございます。
貴方の小瓶も拝見したことがあります。ゆえにこの小瓶を作る理由のひとつになったことは間違いありません。他者のつらい気持ちを受けて自身の気持ちを語ることに謝罪と感謝を申し上げます。

と、堅苦しいのは気にしないでおいてもろて、
お返事､本当にありがとうございます。

とりすさんの願う気持ち、しっかり受け取らせていただきました。
これからも精一杯、私なりにできることはして生くつもりです。

どう転んでもきっと誰かを悲しませるのでしょう。それでも、ずっと人類が続いてきたように、歩めるように、進めるように、頑張りたいな。と思います。

ありがとうございました。

とりす

ごめんね。家族を自死で亡くしたって何度も書いたのは私です。

それは今でもとてもつらいです。

自分も自殺未遂したことあるし、自死した家族を思い出しても、わかってても、それでもどうしようもなく苦しくて、それしか考えられない気持ちわかりますよ。

一番苦しんでいるのはその人自身なんだって事もわかりますよ。

私はあなたになにもしてあげられないけれど、あなたを現実世界で助けてくれる人が現れて、あなたが生きるのが少しでも楽になるように願わせて下さい。

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優しくありたい。……はずだった。いまはもうわからない。けれど忘れないようにこの言葉は置いておきたい。うーん……(´-﹏-`；)失敗しちゃったかなあ？人との会話に成否があるのか、あったとしてそれはわかるものなのか……がまったくわからないのでいつもモヤモヤする。【前に、こことは違うところで『死にたいと思わない人は日々どんな風に過ごしているのか？』みたいな質問をしたことがあって……】という小瓶を流したことがあるのですが

以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。

隠していたこと僕は女ですが、男になりたいです。でも、女であることに違和感を感じているわけではないです。私は死ぬべき存在なのです。高校生活が始まりました。すごく楽しみだったんです。なのに朝登校しようとすると吐き気がして辛いです気が狂いそう。苦しいです。もう悩んで選択することに疲れた。消えたいです。死にたいより消えたい。みんなさぁ。私のだめなところいやなところを忘れてくれる機能とか、ついてないのかなぁ思ったこと。やっぱり異物はいらない。「みんな」に合わせられない人から弾かれてく。最近の私、小瓶を流すのとかくれがを併用。落ち込みやすい人におすすめです。気持ちを落ち着かせたい。最近ずっと上手く切れない。スッキリしない。包丁にまで手をだそうとしている自分が怖い……。ウチは自営業だったから結婚してからずっと一緒に仕事してたね。離婚して引越したから就活しなきゃ…明日は20年振りに面接に行ってくるよ。前向きになりかけていた矢先だからこそ、しんどい。今日はここまで。僕は親に本を読み聞かせられて、「今日はここまでね」なんて言われたことはないのだけど、なんとなくこの言葉が好き死が完全な悪だと考えないで。みんな死ぬことが悪いことだとか、永遠に生きていたいとか言うけど、もし苦しみがどんな時でもあっても永遠を望むのかい？小学校の時にはつけていなかったのに中学生になってサポーターをつけていたらおかしいと思うか限界なのかもしれない。それでも耐えないといけないのかもしれない。優等生であるために本当の自分を偽って、偽って、それでも足りなくて

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