母も姉も父も気持ち悪い。気持ち悪い。きもちわるい。私のことなんか本当はどうでもいいくせに、好きなだけそうやって都合よく扱うんだね

（話の繋がりとしては225783通目の後日談的なもの）

通知を見たら
「7月が終わるまでに〇〇（姉）に誕生日祝ってあげて。LINE来てるでしょ？〇〇にとっては大事なことらしいの。お願いします。」
と、母からLINE。
そして姉からもちょっとした雑談の言葉の後に「まだ祝ってくれてないよね？　誕生日祝ってほしい！」と無邪気なLINEが来ていた。

気が乗らなくて逃げ続けていたけれど、こんなに言われて無視するほど鬼畜でもないので、忘れててごめん！　今更だけど誕生日おめでとう！　と送っておいた。
その後1時間くらいだろうか、母の方を未読無視していたら母の方に姉から祝ってもらったと連絡が入ったらしく、例のメッセージは消えていた。

なんかそれが気持ち悪くて、ムカついたって話。

「お願いします。」って、なんなんだ。
何？　何、それ。なにそれ。
敬語なんて使うんだ。へえ。

いっぱしに親の顔見せてんじゃねーよ。
「姉」の親の顔をさ。

気持ち悪い。
私は敬語を使われるような赤の他人なんだ。心の負担をあまり慮らないでいいような人間なんだ。
姉は病気だもんね、いつ情緒が不安定になるかもわかんないもんね、私が多くのことを我慢するのはしょうがないよね
いや、やっぱり気持ち悪いな。

気持ち悪い。
「お願いします」
あなたが私のために他人に対してそんな風に思ったこと一度でもあったんだろうか。
きっと、ないだろうね。

まあ、しょうがないよね
姉ほど事態が深刻にならなきゃ、他人に対して必死になれない人なだけだもんね。
可哀想な人だもんね。

結局、騒いだ者勝ちかよ。

ああ、それとも私は騒いだところで見捨てられるだけだったのかな？　そもそもそんなに愛されてすらいなかったのかな。だからわざわざ騒がなかったのかも、私って、もしかしたら賢い子だったのかもー！

死んでくれ。
結局姉の方が可愛かったのかよ。
死んでくれ。死んでくれ。死んでくれ。

せめて平等ではあったんだと
信じてたのに。

そう信じていたから、どれだけ苦しくてもお前が憎くても、耐えてきたのに。感謝しようとしてきたのに。

死んでくれ。
死んでくれよ。
私のことをコケにしやがって。
ふざけんなよ。

ああ、殺してしまいたい。

まあ、殺しやしないけど
そのくらいの気持ちってこと。

母も姉も父も気持ち悪い。
気持ち悪い。
きもちわるい。
私のことなんか本当はどうでもいいくせに、好きなだけそうやって都合よく扱うんだね。

姉が癇癪を起こした後、努めて何事もなかったかのように振る舞って場の雰囲気を回復させようとしていたら
「お前はお前だね」
みたいなことをしみじみと言われたことがあるけど、気持ち悪いんだよな、私の努力を認めようともせず「そういうキャラ」の私に自分は救われているという物語を勝手に作り上げて自己満足してる人間が。
私のことなんて見ようともしてないことが丸わかりで面白い。マジックミラー越しに家族の鼻息荒くあんあん発情してる滑稽な姿を見せつけられてるみたいな気分なんだよね。本当に。

ああ、家族旅行に行くだなんて言わなきゃよかった。
でも行かないと言ったら言ったで
「湖は私のこと嫌いなのかな…?」
みたいに被害者ヅラするんだろ
そしてそれを私に遠回しに伝えて
遠回しに私を責めるんだろ
知ってんだよ、お前らの手の内なんか。

一緒の空間にいたら、一緒に話していたら結局どうしてこんな人たちを私は悪しざまに貶してしまったんだろうと罪悪感に駆られるに決まってるのにね。さっきも電話をかけられて、無視をするとまたとやかく言われるのでしぶしぶ出て、話していたら絆された。ああ、そんな言葉を使うのも悍ましいのに。

「許せないこと」と「家族であること」は分けて考えていい、なんてよく言ったものだけれど、私はそんな風に考えることはまだできそうにない。まだ、したいとも思えない。

あんなに私を苦しめた人間がどうしてこんなにも能天気で馬鹿なのか、理解に苦しむ。
いや能天気で馬鹿だから苦しめたのか。

特に姉の頭の悪さには辟易する。
愚か者のくせに年長者を気取ってものを言おうとしてくるのをやめてほしい。
愚かというか、その悪意も何もないただ純粋な精神年齢の低さに吐き気がしてくる。それを自覚せずに姉という記号を私に振り翳してこようとするその精神性が悍ましい。気持ち悪い。

おませな女子中学生みたいな思考回路のゆるふわ大人にモノを言われるこっちの気持ちにもなってみろよ。反吐が出るんだよ。
そのガキみたいな喋り方はわざとやってるんじゃないかとすら思えてくる。
過去を無かったことにするためにそんな風に「私、難しいことは理解できないの。低解像度でしか物事を見れないし語れないの。ああ、昔の私って、本当に、どうしてあんなにもどうかしていたのかしら！」みたいなうすらざむい喋り方を（たとえ無意識的にでも）選択しているんだろ？　
まあ、こんなのただの妄想かもしれないけどね、姉の無意識を野放しにする品性のなさには昔から苦しめられてきているからどうしてもこうやって邪推してしまうんだよな。



多分、お願いしますと言った瞬間、母親はその母性を放棄したのだ。
そしてその放棄した母性を私になすりつけたんだ。しかも「なすりつけたのではない、あなたに委託した」という形で。

だから私は母や姉を気持ち悪いと感じるのか
そりゃ、当たり前だ。

そっちがその気なら、じゃあいっそ私が年がら年中寝込んでてもなんとか生活できるくらいのお金をくれよ、と思う。

使いきれないほどのお金をちょうだい。
姉があなたのクレカでショッピングに注ぎ込んでんのとおんなじくらい。そうしたらこんなふざけた茶番に付き合ってあげてもいいよ。無賃の感情労働をさせられてるみたいなもんなんだよこっちは。

姉に妹として扱われながらも母親の代わりに彼女に母性を発揮しなきゃいけないとか、それがどんな苦痛かわかるか？　
文字通り心と身体、建前と本音の境がぐちゃぐちゃになって、真面目に体調に異変をきたすんだよ。

我ながら有り余る母性に今気がついた。
関わる人間全員にその本質を見透かして受け入れてやろうと眼差しを向けてしまう地獄が分かるか？　分かるわけないよな。だってお前らがそれをしないから私が最初に始めたんだもん。ていうか分からないからお礼の一つも言えないんだろ。

全部全部「家族思いの私が諭したことで家族思いの善良な娘が選択したこと」に見せかけやがって。死んでくれよ。これ以上私を殺さないでよ。私は醜いんだよ。そしてその醜さは私が未成熟だからなんかじゃない。お前らが私の何十倍もどうしようもなく反吐が出るほどに気色悪くて醜い存在だからだよ。死ね、しね、しね、死んでよ。死んでよ。頼むからその醜悪さに気がついて、死んでくれ。たのむから、死んでください。お願いします。