私は介護職時代に誰にも認められることも褒められることなんてなかった。
新卒だから?
なんでだろうって考えたけどきっとこれが社会の理不尽さなんだろうって思ってた。
だから、怒られることの方が多かったのかもしれない。
でも、失敗したこともあったけど助けてくれた先輩もいたから頑張れた。
それでも、苦しいものは苦しかった。
その中でも電話対応がキツかった。
働いて1週間でピッチという携帯の形をした物を持たされた。それで、職員同士で電話したり、入居者の応対をしたりするのだが、私は介護職として1ヶ月が経った頃に、お風呂介助の外介助をした。
外介助は高齢者の着替えを手伝うための介助で、中介助が高齢者のお風呂に入る人の手伝いをする介助だった。
外介助も中介助も暑いし、職員さんは苛立つ。
だから、逆撫でしないように気をつけなきゃいけない。
そんな外介助が戦場だった時にお風呂に人が入れるかどうかの電話がピッチを通して鳴った。
でも、誰も取れる人がいなくて、私が取ることになった。
私は電話を取ったが何を話せばいいか分からなかった。
でも、電話の相手が入れるか聞いてほしいと言ったので、私は話そうと誰かに声をかけようとした。
でも、誰も話を聞ける状態の人がいなかった。
その中で目があったのが、主任の人だった。
その人は苛立ちながら言った。
『なんて言ったの?早くして。えっ、聞こえないよ』
私は迫られるそんな話し方の主任さんにやっと話した。
電話が終わってその主任さんは遅いとボソッと呟いた。
その後も電話に出る機会が幾度となくあったけど、どの電話も上手く対応することはできなかったし、慣れることもなかった。
それから、電話に出ることもかけることさえ怖くなってしまった。
家族に電話をかけることでさえ、緊張するし、電話の音が怖い。
父は電話なんて練習すれば出来るようになるよと言うけれど、私は怖くてたまらない。
また、大きな声で怒鳴られたり、目で威嚇してきたらどうしようって思うし、なによりも人に伝えることが出来なかったらどうしようって考えたら、電話が怖くて仕方ない。
電話が怖い人はどうやって電話を克服したのか教えてほしいです。
参考にしたいので、お願いします。
相手がどんな事を言ってくるかわからない。言ってきたことを、まわりに上手く伝える事が出来ない。
電話を、とる時そんな恐怖って確かにあります。わかります。つらいよね。
職場の業務、忙しい時は、なおさらですよね。上手く対応できなかったりすると、罵声を浴びせられた事、私もあるよ。
そのときに、自分で上手く対応できなかった事を責めないで。遅くはなったかもしれませんが、主任さんに用件を伝える事ができてます。大丈夫です。
逆に、
自分から、電話や連絡する時は、(連絡を受ける)相手の側の立場も考えて伝える事、声をかけること大事だと日々、痛感します。
大きな声で威嚇されても、罵声を浴びても、あなたの存在がぜんぶ否定されている訳ではきっとないです。
介護職という大変難しい仕事に就いていたあなた。その経験だけでも誇れるものだと感じますよ。
私が、あなたの頑張りみとめます。
よくがんばった。そしてこれからもきっと大丈夫です。