少し前、先輩と桜を見に行った。
桜を見てきれいだなと思う。
でも昔は全然花に興味なんかなかった。別に何とも思わなかった。
それがきれいだと特に思わなかった。
僕は変わったんだろう。
花を見てきれいだと思う人になった。
花の名前も知らなかった。
知っていたのは、桜、たんぽぽ、ひまわりぐらいだった。
今は他にも知っている。
先輩と出かけると、街中の花の名前を何かと教えてくれるからだ。
冬に咲くのは椿、さざんか、梅。春の最初はコブシとモクレンの違いを教えてもらった。教えて貰っても多分僕ひとりでは未だに見分けがつかない。
教えてもらったのはスマホで写真を撮っておく。名前を忘れないように。
自分のスマホのアルバムに花の写真が入るのもなんだか変な感じだったけどもう慣れた。
先輩にどんな花が好きかを聞かれて、答えようとして初めて僕には好きな花が無い事を知る。そこで初めて自分の好きな花ってなんだろと考える。
最近教えてもらった中で好きなのはユキヤナギだ。何でって言われるとなんとなくとしか言えないけど。
先輩は人生の師匠だ。
先輩と話していると、自分の新しい部分を知ることが出来る。
僕の日常とは違う観点から質問されて、それに答えているだけで僕は僕の持つ僕の知らない側面に気付く。
そして自分が何も知らない事も知る。
先輩と討論するのは楽しい。
討論といっても、僕は先輩の新しい話や考え方を聞いて驚くばかりだけど。
先輩は4歳年上。僕は正直同級生にはそこまで深く話ができる奴がいない。
これはそこまでの友達が同級生にいないだけなのかもしれないけど。
時々付き合ってると勘違いされる。
でも先輩には僕はすでに振られているんだw先輩の卒業式に告白してキッチリ振られた。
だけど先輩は男女だの付き合うだのを気にしなくていい方が楽だって言うし、マジで振られてからの方が仲がいい。変な関係かも知れないけど。
恋人は無理でも友達でいい。
とりあえず一緒に桜を見て、きれいだと言い合える関係であればいい。
先輩のおかげで、花を見てきれいだと思える人になれたんだから。
でも足りないものが多すぎる僕は、その空虚を好きな人の価値観で埋めたいだけなのかもしれない。
なんて、ちょっとキモいかw
とりあえずは桜がきれいだった。それから、次はハナミズキが咲くらしい。
また先輩と花が見れるといいな。
コロナ終わって良かった。
2023/4/5
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haroさんへ
こんにちは、お久しぶりです。
お返事ありがとうございます!
もう体調は大丈夫ですか?
僕も最近、ここにくる頻度を少なくしています。
忙しくなったのもあるし、宛メの全体の雰囲気が変わってきたのもあるし。なんとなく。
haroさんからもらったお返事になんてお返事しようか、考えをうまく言葉にできなくてメッチャ考えました。
…って書いても、自分の考えを的確な言葉にするように考えるのって、僕にとってはかなり必要なことので、それを負担に思わないでください。逆に時間がかかって申し訳ないって思うんですけど…。
僕もharoさんからのお返事には驚きました。
拾わないでお返事をいらないって書いてある小瓶にお返事してしまったので、僕としては元気を出して欲しいから言葉をかけたかったけど、結果haroさんの言葉を無視したってことになるし、勝手が過ぎてちょっと嫌われたかもしれないと思って少しビビってましたw
だけどharoさんはそれを許してくれた上に、僕の言葉を受け取ってくれました。
僕はお返事をもらえて嬉しかったです。
現実の僕は、家族の中ではワガママで甘えた怠惰な何をしてもダメな人間という評価です。僕が何を言っても、何かフィルターがかかり言葉は伝えたいようには伝えられません。
桜がキレイだったという言葉には、勉強もしないで何をしているのか、という返事が返ってきます。
だからharoさんに、花がキレイだったという言葉をそのまんま受け取ってもらえるのは、不思議なんです。
それが僕にとっては驚きです。
文字から本当に花を想像してくれるのは、haroさんの感性が豊かだからだと思うけど。
人によって言葉が伝わる伝わらないがあって、宛メでもお返事を書いたとしても伝わらなかったんだろうなとか、よく思います。
ただ、僕は伝わらない事のほうが普通だと思っています。
前にも書きましたが、返事を書くってのは僕の勝手な行動だから。
だからこうして、何かが伝わったとお返事を頂けるっていうのは、すごく嬉しいです。
あのお返事は元気を出してくださいっていう気持ちばかりだったけど、それは伝わって受け取ってもらえたんだろうな、と。
haroさんはそういう僕の考えをなんていうかいつもまっすぐ受け取ってくれるから、僕も不思議でもあるし、あと、感謝ばかりです。
いつもありがとうございます……!
先輩のことは、なんていうかまた複雑ですw
先輩が僕と付き合わないのは今はなんとなくわかるんです。
僕は先輩と付き合えば得るものばかりだけど、先輩はどうだろうか。メリットが全然ないんですよね…。年下だし…。
お金もないので遊びとかには全然いけなくて、僕はまだ付き合う相手として色々足りてないんです。
でも先輩とは時々会ってマックとかサイゼで3時間ぐらい話したりとか、あと古風に文通してますw
僕の長考と長文ぐせは文通のせいかもしれないですw
先のことは全然わからないですが、ずっと今みたいに話ができる関係でいられればいいなって思います。
haroさんが少し元気になってくれたら、良かったです。
ではではまた!
砂月さん、お久しぶりです。
変な小瓶流してからぜんぜんここにこなくなって、よくないなー。と思いつつ、なかなかこれませんでした。
ひとつは、あの小瓶にもありましたが、とても忙しかったから。
そしてそんな中、あんな調子だったので、ちょっと性質の悪いかぜをひいてしまいました。
それでなかなか来れないうちにここに対していろいろ思うことがあったり、まず戻るにはあの小瓶に返事くれた方たちにお返事しなきゃと思うのに、どう言ったらいいか迷っていたり。
そしたら、砂月さんのひさびさの投稿。
わたしがお返事に書きたかった内容もかかっていたし、とりあえずこちらから入らさせてもらおうと思いました。
師匠。
出てきましたね。
先輩だったんですね。
今も会えたりしているんですね。
とてもすてきな関係だと思います。
どなたかへのお返事で書かれていましたが、
砂月さんの人への想いの持ち方、
とてもすてきだなあ。と思います。
お花、先輩の影響があったのですね。
わたしは驚きました。
あの小瓶を流して、何通かお返事がきました。
今でこそありがたく思いますが、
あの時は、
ああ、お返事いらないって言ったのに。
たぶん今のわたしにはどんなにたくさん親身に言葉を並べられても届くことはないだろうに、考えて、時間をむだにさせてしまった。もうしわけない…。
と思いました。
熱を出しながらぼやーっと読んで、砂月さんのところになりました。
砂月さんの言葉でさえも、素直に受け入れられないわたし。
でも、花をもらいました。
言葉で、花をもらいました。
きれいなお花を見せてもらいました。
そんなことができるんですね。
それで、なんででしょう。
それはとてもわたしの気持ちに届きました。
すごくうれしかった。
もちろん、これは誰でも当てはまることではなくて、いつも思いやってくれる砂月さんだからというのはわかるのですが、なんでだとかはうまく説明できません。
とにかくうれしかったし、そんなことができる砂月さんに驚きました。
それが師匠さん、先輩の影響なら、やっぱり先輩もすごい人なんですよね。
こんなにすてきな二人なら、結ばれればいいのに。と、思いますが、年長者としては、学生の頃は勉強が疎かになったりいろいろしますし、長いパートナーになるなら社会に出てからうまくいく方がいいかな。とか思ってしまいます。
今は一度断られたということですけど、まだ二人とも若いのだし、おつきあいもあるのだし、この先どうなるかわからないと思います。
砂月さんを励ましたいとかではなくて、こんなすてきな砂月さんの想いが報われてほしい、わたしの希望的な思いだったりします。
まだしばらくはあまりここには来ないかも。
というか、来ないようにしたいんだよね。
つい来ちゃいそうだから、どうなるかわからないけど。
砂月さんなら許してくれそうなので、甘えて長文、失礼しました。
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