私の好きな人へ
貴方が大学院に通っている間に私は社会人として頑張って来ました。貴方も来年から社会人ですね。卒業おめでとうございます。
思い返せば私たちが大学3年生の時に仲良くなりましたね。当時は貴方の家に呼ばれる日々を私はとても楽しみにしていました。それと同時に名前のない関係が怖くて怖くて仕方がありませんでした。いつか急に連絡がつかなくなるのではないかと明日に怯えながら生きていました。
私が社会人になってからは基本的にお金を渡す日々が続きましたね。結局貴方が卒業するまでに100万近く渡しましたね。そのお金がギャンブルに使われようが生活費に使われようが彼女とのデート代に使われようが私は知る権利も立場もありません。
貴方はとても優しいから必ず返すと言ってくれましたが正直帰ってくるとは思っていませんから安心してください。横浜の新しい住所も知らないので家に取り立てに行くこともできないし、連絡先もLINEかインスタしか知らないのでブロックされたら貴方と連絡を取ることも出来ません。契約書の類もありませんので完全に口約束です。『そんなお金知らない』と言われてしまえば私に為す術はありません。
私はこの約3年間で自分の価値を知りました。他の人にとって私は、何時でも好きな時にお金をくれて、何時でも好きな時にヤれる人なんだと思い知らされました。ありがとうございます。
『なんでそんなに自分のことを卑下するの。』
と元カレに言われたことがあります。別に私は卑下しているつもりもないのでなんでそんなことを言われるのか不思議です。ちなみに元カレは貴方のことがクソ嫌いでした。大丈夫、安心してください。もう別れていますので。
きっと貴方はもう私が貴方のことは何も思っていなくてただの快楽好きな女だと思っているでしょう。そう思っていてください。どうか私の感情に気づかないでいてください。
今日夢を見ました。貴方が結婚する夢でした。私は結婚したらお金は返さなくていいと貴方と約束しましたね。それが現実になり最後の縁すらも切れてしまったと夢の中の私は笑っていました。可笑しいですね。
殴り書きの文章の最後になりましたが4月からの新天地での生活頑張ってください。たまに遊びに行くとは思いますが貴方へ連絡できるかどうかは分かりません。その時は出来れば返信してくれると嬉しいです。
今までありがとう。ずっと好きです。幸せになってください。これからも出来ればよろしくしたいです。
最後までわがままな女でごめんなさい。