先日、とうとうあなたにお別れをしました。あなたの涙の中に私への想いは少しは含まれていましたか?
従業員が出入りする廊下だったし2人きりではなかったから私は何一つ本当に言いたいことを言えませんでした。
本当は抱きしめたかったし、抱きしめてほしかった。
大好きだった。あなたのお陰で毎日がんばれた。あなたに会えるのが楽しみだった。あなたの優しい眼差し、話しかけたらすごく嬉しそうしたり赤くなったり笑ったりした顔、好意が表に出過ぎていて恥ずかしいこともあったけれど、どれも純粋で大好きだった。ベストバージョンの私でいられた。あなたを大切に思うと同時に自分のことも大切に思えた。
あなたが私に歌ってくれた歌で、「僕にまだ会いたいの知ってるよ」ってあったけれど、あなたは気づいていたの?
「あなたの動きや気持ちに混乱する」「この気持ちで夜も眠れない」って、あなたも私と同じ気持ちだったのかな。
「一度のキスで君は僕と恋に落ちる」って歌ったけれど、もう落ちてたの、あなたは知ってましたか?
少しの好意も見せるのが難しい状況で、私たちはお別れをした。私はもう二度と会えない覚悟で。
車の中で少し涙が出た、というのは嘘で、拭っても拭っても消えない涙で悲しみでいっぱいだった。
私もあなたに愛着が沸いていたみたい、というのも嘘で、愛着なんて程度のものではなかったんだ。
でもあなたがあの後連絡をくれたから、私の想いを小さく小さくして伝えることができた。少しだけ悲しみが癒えた。
最後に、あなたの深い苦しみを共有してくれてありがとう。夏のあの日の朝、顔を伏せていたのは、あなたが言った辛い日だったのかな。おそらく言わないと誰も気づかない苦しみ。
私の後をついて回ったのは、私に安心感を求めていたのかな。
でも、あの長いアイコンタクトや恋人にしか許されないような距離感、あなたの目に見えるエキサイトメントや喜びは、それだけじゃなかったよね。私たちの関係性で、よく連絡くれたのも次に会える機会を作り続けてくれたのも、きっとお互いに言葉にはできないけど惹かれあっていたから。
私は、私の今いるところから離れることなんてできないし、私ではあなたのそばにいてあげられない。
あなたの幸せを願うなら、側にいた方がいいのはどう考えても私じゃない。
あることに関して絶対連絡するね!って言ってくれたけど、実際2人で会うなんてできる気がしないし、あなたが私に連絡とらないで済むならその方がいい。
あなたがどこで誰といても、私はあなたの幸せを願い続けるね。そのくらいなら許されるよね。
胸が切り裂かれるような苦しみも、報われない想いも、こんなことなら好きにならなければよかったなんて思わない。
共有された時間は限られていたし、惹かれあっても決して報われない関係性だったけれど、私の人生の美しい一ページになったんだよ。あなたも一生忘れないって言ってくれたのは、私との思い出も入っていたよね。
また私たちの人生が交差するかもしれないその時のために、私は自分を磨き続け、綺麗な人生を作り上げていく。
大好きだよ。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項
ななしさん
お返事ありがとうございます。
とても素敵な人でした。私の気持ちを聞いて素直に共感してくださって嬉しかったです。
ななしさん
区切りをつけたのですね。あなたを高めたその人は素敵な人だったのでしょうね。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項