おはよう。
今は朝7時半。
久々の早起きやな。
ん。あれSは?
あ、おった。
相変わらず早起きやな。
「おはよ。」
「あっ起きたんだ。」
何やそれ。
起きてほしくなかったみたいな言い方やん。
「なんで。」
「いや、ぐっすりやったから。」
そうか。昨日オールしたもんな。
「あーそういう。」
「そう。そういう。」
会話がいまいち成り立ってない気がするんはうちだけやろか。
「朝ご飯何がいいかな?」
急に話変わるやん。
「そーやなー。うちはずっとコンビニのパンやしなぁ」
そろそろ飽きてきた。
「ちょっと違うもんがええな」
「じゃあここいこ?」
おー、お弁当屋さんか。
「ええで。いこか」
「やたっ!」
むっちゃ喜ぶやん。
そんなに行きたかったら昨日言えばよかったんに。
ふーついたついた。早く注文しよ。
小食JKにはありがたいなぁ。
小盛弁当。
「Sは何にするん。」
「んー。野菜多めの弁当かな。」
律儀やなぁ。
結局Sは野菜が多めの弁当で、うちはハンバーグの弁当にした。
この店、注文は言ってから作るらしいわ。
出来たて弁当はうまいんやろな。
宿地に帰って早速朝飯や。
一口食べたら声が出てまった
「これうまっ!」
「えっマジ⁉」
むっちゃ驚くやん。
「マジマジ。ハンバーグがむっちゃジューシー。」
「いいなぁ。私はダイエットしないとすぐ太るんだよね。Aちゃんはいいね。そんなに食べても太らないんだから。」
「やめてや。うちやって少しづつやけど太んねん。」
「えー嘘つけーw」
あはは。楽しいな。
こんな生活が毎日送れたらええのにな。
お昼は昨日せんかった持ち物検査や。
うちは、お金、スマホ、カッター、ピック、サバイバルナイフ、モバイルバッテリー、寝袋。
Sは、お金、スマホ、カッター、ガーゼ、テーピング、絆創膏、消毒液、モバイルバッテリー、寝袋(うちがあげた)。
こうしてみるとあんま変わらんな。
暗器持ってるか医療セット持ってるかの違いだけやな。
「うちの方がお金はあるから生活的支援はうちがするわ。」
「ありがとう。私はAちゃんを絶対に悪い奴から守るからっ。」
「お、おう。」
襲われるんはお前やないんか。
明らかにお前の方が襲い甲斐あるやん。
……あぁやばい。
Sが来てからこんな妄想ばっかや。
別にSが悪いわけやないんやけど。
とか言って(思って)たらもう12時やな。
「お昼うちは肉まんがええねんけどSは何にする?」
「そっかお昼ね。えっとぉ……。………り」
「ん?なんて?ごめんもう一回」
まあ。おにぎりやろな。
「…おにぎり」
やっぱり。てかなんで照れてるん。
「S、顔真っ赤やん」
「えっ嘘ぉ!」
「嘘w」
「どっち⁉」
「ホンマ」
「えっ恥ずっ!」
あはは。からかうの楽し。いちいち動揺するSが可愛い。
…押し倒したい。
はっ、あかんあかん。
で、結局うちは肉まん。Sはおにぎりにした。
「んふー。最高っ!」
「幸せそうやな」
「当たり前じゃん!おにぎりだよ⁉おにぎりほおばってるんだよ⁉しかもAちゃんのお金でw」
「おいっ!」
「あははごめんごめん。さっきからかわれたお返しぃ」
まぁええか。こういうひと時もたまにはな。
ごごはお昼寝タイム。
S、飯食ったらうとうとし始めたわ。
「おい。大丈夫か。」
「んーむにゃぁ。しゅきぃ。」
こてん。
寝やがった。
そして膝枕。
「すぴー。すぴー。」
重い。けど可愛い。
「うちも寝たいんに」
しゃあない。
このまま寝るか。
「Aちゃぁん。おはよぉ。」
「ん?ああ、おhんむ⁉」
いきなりちゅーされた。
しかもディープ。
「おい。ここ外や。やめんさい。」
「ふわぁ。おはぁ。」
「お、おう。おは」
はぁ。頭がくらくらする。
起きた瞬間キスしてくるってどういう事やねん。
もう6時やん。
「晩飯何にする?」
「んー?Aちゃんがいい。」
「何言っとんねん。寝ぼけてんとちゃうぞ。はよ起き。」
夜はいらんかな。
S眠そうやし。
寝ぼけてるSを置いて買いに行くわけにもいかんし。
「もうええわ。はよ寝。」
「うんー。おやしゅみぃ」
「はいはいおやすみ」
はぁ。さんざんやな。
こいつ。家でどんな生活送っとったんや。
可愛いから許せるけど。
じゃあうちも寝るわ。
またな。
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