メシア視点
俺が目を覚ました時には、檻の中だった。
周りを見渡すとカルマさんを始め彼奴等がいる。
「おう、お目覚めか?」
話しかけられた方を見ると俺が顔面を殴った野郎がいた。
「おいおい、無視かよ。なら、こうだな」
ガシャンッ
トリガー「ひっ、、、!」
檻が野郎の鞭で叩かれる。
その音で気絶していたトリガーが目覚める。
「もう一度聞くぜ?お目覚めか?」
メシア「、、、はい」
「そうかそうか、なら此処が何処かわかるか?」
メシア「、、、いいえ、わかりません」
「そうかそうか。なら教えてやるぜ。俺、親切だからな。ヒヒッ」
「此処はオークション会場だぜ。闇の方な」
メシア「、、、そうですか」
此処が何処かだなんて大体察しはついていた。
「おら、他の餓鬼も起きろや」
バチンッ、ガシャン、バチンッ
檻を鞭で叩く音で段々、彼奴等が目覚める。
だけど、一人だけ、起きない奴がいた。
「おい、この金髪全然起きねえじゃねえか」
カルマ「ファングッ!」
ファングが普段から騒いでも起きないのは知っていた。
だけど、こんな時にも起きないなんて、、、
「起きねえ奴はこうだな」
そう言って野郎はファングを檻から引っ張り出した。
適当にファングを床に寝かすと、鞭を上に持っていって、、、
メシア「やめてくれ!」
「あ’’?」
メシア「やめて、、、ください、、、」
「でも俺はムシャクシャしてんだ!お前が此奴の代わりになるか?」
メシア「、、、なります、、、なるのでやめてください、、、」
子供はこんな時、大人には抗えない。
カルマ「メシア!やめとけ!」
メシア「でもな、俺がこうでもしないとファングは助からないんだ」
カルマ「じゃあ、俺もする」
メシア「カルマさん、、、」
シフォン「じゃあ、俺も」
次々と声が挙がる中、A国の野郎がこう言った。
「あのな〜___」
次回も引き続きメシア視点です。
読んでくださりありがとうございました!
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