ことあるごとに母親に言われるのだが、
「(私は)一生懸命生きていない」
「だから自分から死を選んだとしても死ぬわけない」
死ぬほど辛い思いをしている娘に言うことか?とも思うけど、それよりなにより。
“一生懸命生きるってなんだろう?”
“一生懸命生きていると誰が決めるの?”
“私は一生懸命生きていないの?”
確かに、引きこもりで、なにもしていない。
家の手伝いしたり、雑用はしているけど、仕事してお給料をもらっているわけではない。
それを端から見たら“一生懸命生きていない”ように見える(かもしれない)。
でも、だからって親とはいえ第三者に自分の人生を一生懸命生きていないと決めつけられると、もやっとする。
辛いことも悲しいこともあるのに、たいしたことないと言われるのも納得できない。
自分のしていることを棚にあげているのは分かっているけど、納得できないものは納得できない。
一生懸命生きるってなんだろう?
一生懸命生きていると分かってもらうには、どうしたらいいの?
私は何をどうしたらいいの?
現在すごくお辛い状況にいるのだと思います。
「一生懸命に生きる」とは、自分が「一生懸命」に生きていると思える生き方をすることだと思います。
人がどう思うかは関係ありません。また、人に「一生懸命に生きている」と思ってもらう必要もありません。
さてここからは少しお節介になりますが、心の余裕のあるときに読んでみてください。
まず、引きこもっている現状ですが、これはあなたのせいではありません。「引きこもり」と言う状態に至るには様々な要因があります。多くの場合は親を含めた家族全体に何か問題があります。ただ、あなた自身の問題は自分の努力で解決可能なのですが、ご両親の側の問題は本人たちが自覚しない限り改善しないことがほとんどです。
次に「引きこもり」と言う状態はよほどの資産がない限り、いずれデッドエンドに至ります。
そこで、現状の打破が必要になってくる訳ですが、仕事をいきなり始めるのが難しい場合は、何か小さなボランティア活動に参加してみるのはどうでしょうか?誰かの役に立つ活動をしてみるのです。他者との接点も持てますし、そこに慣れたら次のステップへと進めるかもしれません。「引きこもり」の支援をしているグループもあると思いますので、そのようなところで紹介してもらうのも良いかと思います。
「引きこもり」の状態を長期間続けてしまうと、抜け出すのがより難しくなりますし、自己嫌悪にも陥ると思います。
もし、何かを始めて失敗したらと不安になるかもしれません。失敗したら、傷ついたらそれは一生懸命頑張っている証だと思ってみては如何でしょうか?
あくまで提案の一つとして聞いていただければ幸いです。