この世の全てがフィクションにみえる。
私はこのフィクションに翻弄されながら生きなきゃいけなくて、それは私を侵害する物語で。
私はまともにも異常にもなっちゃいけなくて、何もこの世界ではできなくて。
皆んながおかしいのに、私がおかしい世界で
私がどんどんおかしくなる。
苦しくてたまらないのに
私の周りは皆んなおかしいから
私は黙ってないといけないの。
過去を見直して、精算すれば、まともで前向きに生きられるって言ってる人がいて、
どれだけ過去を振り返っても、私はおかしくなるばかり。
どんどん過去の感情が無意味に、無価値になっていく。
まるで関係にないフィクションだったって
抱いてはいけない。自分の愚かさが全てダメだったって始めから家族も、自分も愛さずに、おかしければ良かったのって。
結局は私が異常だからダメだったって
やっぱり出来損ないだったって
だから今も生きづらいんだ
でも認めちゃいけないの
私は異常だって言っちゃいけないの
誰にも望まれない
可哀想で馬鹿な子だって
慈悲の眼差しで捨てられる
使えないいらない子だって誰も拾ってくれない
自然淘汰なのかもしれない。
どこまでも壊れきれない
中途半端に愛想笑いだけはできるから
死んだ方がいいなんて言う人はいないけど
そうなんだ、じゃあ努力しなきゃ頑張ってねって言う人がいるでしょう。
私にとっては偽物のフィクションな世界でも努力して自分を塗り潰して、必死になって、同じ歩幅で進んでないといけないですか。
みんなが笑ってる気持ちの悪い空間で、私も笑ってないといけないですか。
みんなが辛そうにしてる空間で、私も辛そうにしないといけないですか。
逃げる道はないですか。
安らかに自分の思考を守っていたいだけなのに
どんどん自分を殺さなきゃ、まともに生きてられないの。