身体が成長して、異性に興味を持たれた時、私は絶望した。
私に近づいてくる異性はどうしても身勝手なように思えた。「欲望を持つことは大人の男女として当たり前だから何も悪いことじゃない」とか、そういう教育は一切効果が無かった。
「自分が話したいから」話しかけてくる。
「自分がいい思いをしたいから」連絡先を知ろうとする。
「自分がセックスしたいから」恋人になろうとする。
私を使って自分を満たすために近づいてくるように見えてしまう。
どう頑張っても相手がエゴの塊に見えてしまう。
だから好かれて嬉しいと思ったことは一度も無かった。
それでも誰かを信じたくて、初めて現実の人間と付き合った。自分から好きになった相手なんだから大丈夫だろうと思った。でもセックスになると、身体が凍り付いて動けなくなった。
性が怖い。汚れが怖い。体液が怖い。精子が怖い。女性であることが怖い。子宮が怖い。妊娠が怖い。胎児が怖い。身体が怖い。生き物が怖い。
ウイルスや菌が身体に入る。子宮頸がんになる。内臓が精子で汚れる。血液も男の唾の匂いが染み付く。
そんな想像にたちまち支配された。
相手のことは好きだったし、セックスしたかったし、だからセックスしたのに、被害者意識でいっぱいになった。
だから、空想上の恋人しか愛せない。
性欲もあるし自慰もする。空想上の恋人とならセックスもする。凄く満たされる。この人はエゴじゃないと感じる。安心出来る相手だ。
もうあんな恐怖は感じなくていい。身体がバラバラになるような恐怖だった。私にとって性は空想世界にあるべきもので、現実世界にあってはならないものなんだ。
でも、相手がエゴの塊に見えてしまうのは、自分のエゴを無いことにしているからかもしれない。
誰かに話しかけてもらいたい、好きになってもらいたい、性的な魅力があると言って欲しい気持ちを、無かったことにしたいのかも知れない。
自分の欲望を直視したくないんだ。直視したら、「やっぱり自分は性に汚れてしまったんだ」と、心が壊れてしまうだろうから。
性欲のある自分を居ないことにして、性を拒絶して、身体を持つ存在である自分自身のことも拒絶して、生きていく。
寂しいけどそうするしか無いんだ。ただの独り言だけど
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ななしさん
向こうから寄ってくる男性はダメですよ。そのとおり、エゴで近づいてるだけです。
いいなと思う人がいたら自分からいきましょう。そんな人に出会うまで、傷付いたらいけません。
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