それは確か…私が小学3年生の誕生日のことだった。
私の家族の生まれた日付や時間には共通した2つの数字がある。
それは偶然ではないと父は言った。母のお腹の中にいる時に「○月△日に生まれてきてねー」と両親が何度も呼びかけていたから。赤ちゃんは何よりも無垢な存在だから、ちゃんと呼びかけていれば望む日に生まれてきてくれるのだと。
それを聞いて私は感心すると共に一つの疑問が生まれた。
私はお腹の中にいる時から無垢な存在ではなかったのか?と。
何故なら私自身は、兄弟と違い両親の望む日の前日に生まれていたのだ。
父は「お母さんひどいよねー。(私がお腹の中にいた時は)呼びかけなかったから、何でか聞いたんだけど何も答えてくれなかったんだよ。だから、お父さんも言っちゃいけないのかと思って…」と言ってきたのだ。
当然私は母に尋ねた。「何で呼びかけてくれなかったの?」
母は物凄くかなしそうな笑みを浮かべるだけだった。
この日から私は両親も自分の存在も信じられなくなった。
家族の誕生日や私の誕生日が近づく度に不安定になる。
この秘密を聞かなければ、今より幸せに生きていけたはずだ。
父が母を見ることなくこの話を始めた時、母はとても辛そうな表情で、言わないで欲しそうだった。おそらく、母にとって墓まで持って行く話だったのだろう。
母の生い立ちや私を身籠っていた時の状況を考えれば母が何故呼びかけなかったのか、長い時間をかけてある程度想像できるようになった。真相こそ解らないものの、私ですら考えられたことに父がたどり着けないとは思えない…。
母と私が傷付くことぐらい容易に想像できたはずだ。にもかかわらず、私の存在を利用してまで聞いたことが許せない…。
私は母に真相を確かめたい気持ちとそれを凌ぐ恐怖心、父を許せない憎しみにずっと支配されている。
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小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
ななしさん
それはあなたが、親の言いなりにはならないぞ、という強い意志を既に持って生まれたという、素晴らしい証明です。
お父様に、他人(自分以外の人間という意味です)は自分の持ち物ではないと、教えてあげているだけです。
それに気づけず逆ギレしているだけです。
弱いのです。
きっといつかあなたの方が親をふびんにすら思う時が来ると思います。
それは親の精神年齢を超え、親が単なる存在になった時です。
親を見返したかったら、素敵に生きて下さい。御自分に正直に生きてみようとしてみて下さい。
陰ながら応援しています。
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