私の大学の友達は、単位を落としまくっています。
私はどうにかして友達が単位を取れるといいなと思って、その友達の質問に答えたり、助言をしたりしています。
しかし、その友達を見ているとこのまま留年するんじゃないかと思って辛くなります。
留年するとしても、私が友達にできることはあるのでしょうか。
本当の意味で友達を助けるとは、どういうことなのでしょうか。
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ななしさん
同じような経験があります。
私の場合は、寮のルームメイトの1人がすでに留年している状態で、例えば、年度始めの履修届を一緒に書いて、提出は私が持っていったり、朝一限目の時間に間に合うように声をかけたりしました。しかし、結局、最初はよくても徐々に本人の「ペース」に阻まれ、うまくいきませんでした。
その人が何にとらわれ、何を気にして、授業に行くことができないのか、対話しても20歳そこそこの私にはさっぱり分からず、年齢は自分より4、5歳くらい歳上なのに何してるんやろうと、悲しさ虚しさから少しずつ苛立ちや怒りに変化していきました。
そして大学3年半ばになると就活も視野に入れないといけなくなってきたので、自分のために時間と労力をかけようと思い、最後は寮にいてもすれ違い生活で音信不通でした。卒業したかも分かりません…
単位を落とす理由は成績不振ですか?そもそも重要に出席していないことが原因ですか?成績不振なら一緒に勉強したり、授業時間外に先生に質問に行ったりして、学びを深める努力はできますが、大学に来ないとか教室に入れないレベルは正直、助けようにも助けられないです。
私の場合は、最後は友人とも呼べない関係になってしまいました。
友人、親友ならば、先に卒業することになるかもしれないけれど、根気強く話を聞いてあげる、根気強く見守る、それができた人が友人、親友なのかと思います。でも金銭的負担などが出てきてしまうと、関係は崩れるかと思います。
社会人の今の私なら1つ言えることがあるとすれば、大学内外のカウンセリングやサポート、精神科を受けなさいとアドバイスしてあげたり、実際に付き添うことです。その後は専門家に任せるのがよいかと。小瓶主さんの存在が出来ない自分を際立たせてしまうことになってしまったり、変に妬まれたり、恨みなどに発展してしまう可能性もあるかもしれませんから、専門家に繋いであげることまでができることだと思います。
「助ける」は、「助かる」とセットです。
崖から落ちかけている人をひっぱり上げる為には、「助けたい」と腕を掴むだけじゃ駄目ですよね。
ひっぱり上げてもらう側が「助かりたい」と願い、助けてくれる人の腕をしっかり握り返す必要があります。
助かることを求めず、「離して!死にたいの!」とバタバタしたり、「どうでもいーわ」と力を抜いたりする人を助けることは出来ない。
「助ける」とは、「助かりたい人をサポートする」ことです。
どうしても朝起きられなくて、一限に間に合わない、講義の内容がわからな過ぎてレポートも小テストもうまくいかない…というような、本人に単位を取る気持ちがあるのなら、「朝に起きられる方法を探す」「わからない所を教えてあげる」というサポートをしてあげるのがいいと思います。
一方、助かる気がない人を救いたいという場合は、「助ける」ではなく「説得」です。
遊ぶのが楽しくて大学に行く気がない、恋人に貢ぐ為にバイト三昧をして講義を受ける時間がない…というような、本人に単位を取る気がないなら、「卒論と就活をやる間、講義まで受けていたらスケジュールが大変になってしまう」というように、相手のデメリットを指摘して諌めるのがいいでしょう。
ただ、母親のようにあまりに面倒をみようとするのは良くないと思います。
大学でやる履修登録、提出物、道具や施設を借りる為の届け出、バイトのシフト調整、卒論、就活、これらを自分でスケジュールを立ててこなすことは、全て「自分のことは自分でやる」「必要なことは自分で調べる」という練習です。自分でやらないと意味がない。
あなたがお友達の学生生活や将来を心配する優しさは、とても素敵だと思います。しかし、相手が自分で考えたり気づいたり工夫したりする時間、成長する機会を奪っていないかは、よく考えながら関係性を作っていくのがいいと思います。
私は、「説得」の時は、絶縁されてもいい覚悟でやります。相手の行動、相手が選択している道に口出しをするわけですから、嫌われることも当然あるだろうと思っています。
嫌われたこともあれば、わかってもらえたこともあります。嫌われてから数年経って「私のことを考えてくれたのに、あの時はごめん」と謝罪をされたこともあります。
私も「言わなきゃ良かったな」て後悔したこと、偏見やエゴだったと反省したこともあります。人間関係て難しいです。相手のことを大事だと思うほど、難しい。
ななしさん
小瓶主さんは、出来る限りのことを、その友達にしてあげていると思います。
もし、病気や経済上の理由で学校に来ることが難しいなどで明らかに困っているなら、それ以外に出来ることは、学生課に一緒に相談に行くなどしてあげるくらいでしょう。
小瓶主さんが友達の為にと思って行動したことを生かせるかどうかは、あとはその友達次第だと思います。
うまくいかずに、万一留年することになっても、そのまま友達でいてあげてくださいね。
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