私のお姉ちゃんは、
料理が得意で、その中でも
お姉ちゃんが作ったオムライスが
私はなによりも好き。
親が共働きで、なかなか
家に帰ってこれないときは、
毎回オムライスを作ってくれた。
どんなに忙しくても、
ひとつひとつ
とても丁寧に作っていた。
そんな、ときには慎重で、
ふざけるときには、とことん
笑って、はしゃぐ。
そんなお姉ちゃんが
私の憧れだった。
今日は私が
オムライスを作ろうと思ったの。
だから、、
早く帰ってきて、?
今日も、お姉ちゃんのために
オムライスを作った。
もう、とっくに
冷え切っちゃったけど、、、。
お姉ちゃんほどではないけど、
十分上達したんだよ?
でも、お姉ちゃんが作る
オムライスの味、形には
どうしても出来ないの。
ねえ、、
もう一度だけでいいから、
お姉ちゃんが作った
オムライスが食べたいよ、。