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閲覧注意。祖父が亡くなり、お通夜とお葬式に参列しました。私は酷い孫なんです。

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祖父が亡くなり、お通夜とお葬式に参列しました。
私は酷い孫なんです。
実際にご遺体と対面したときに、あまりの違いに怖くなってしまいました。
まともに写真も見れなくて、荒ぶって泣きそうになる心をずっと閉じ込めていました。
祖母と母と叔父、祖母にとっての奥さんと二人の子供は、時々目に涙を浮かべてはいましたが、落ち着いていて、穏やかに笑いながら祖父に話しかけては、思い出話をしていました。
私よりも辛いはずなのに。

私はご遺体と、そして遺影と対面するのが怖くて、ずっと受付をしていました。
あんなに可愛がってくれたのに、まともにその姿を見られなかったんです。
葬儀社の方が受付を代わってくれて、私もお葬式真っ最中の、祖父のいる部屋へと行きました。
でも、怖くて悲しくて、ずっと俯いていました。
頭から悲しさを追い出すように心の中で円周率を唱えていて、祖父のことを考えられませんでした。
祖父のことを思い出すと、号泣してしまうような気がして、できなかったんです。
だって一番近くにいた祖母や実の子供である母が泣かずに親族やご友人と話しているのに、一番体力があって、祖母や母を支えなくちゃならない私がダウンしてしまうのは、何としてでも避けたかったんです。

でも、皆で棺にお花を入れようという時に、私は逃げ出してしまったんです。
母が、「顔を見なくても大丈夫だから、一本だけでも入れて欲しい。きっとおじいちゃんも喜ぶから」って言ってたのに、外に逃げてしまったんです。
変わってしまった祖父を見るのが怖くて、青白い肌とか固まった体とか、生きていた頃の祖父を思い出すほどに目の前のものが信じられなくて、寒い外で冷たい空気を食んでいました。
吐き気が込み上げてきて、呼吸が苦しくなって、凄く辛かったです。

その後は参列者全員で火葬場まで赴く予定でしたが、あまりにも体調を悪くしてしまった私は、一人控え室で待つことになりました。
私は正直に言うとホッとしました。
酷く感情が揺さぶられることの連続で、誰もいない所で泣きたかったからです。
畳の上で横になってメソメソと泣き、お気に入りのバンダナで顔を覆いながら、酷い自己嫌悪に駈られました。
私の他に、2つ上の兄と、中学生高校生の親戚の子が四人いました。その子らは、私のように怖がることも泣くこともなく、ちゃんと棺にお花も入れたし、親族の方と話したり等していました。
私は20にもなって、いくら初めてのお葬式とはいえ、凄く情けない姿を見せていました。
祖父に、そして祖母と母に悪いという気持ちもありましたが、それと同じくらい、あの子供たちに「大人のくせにちゃんとしていないやつ」だとか「まるで小さい子どものようだ」等と思われているのではと、惨めな気持ちになりました。
いつかまた冠婚葬祭の時に会ったら、私は凄く恥ずかしく思うだろうと、悔しいような切ないような感覚でした。

その後の会食は、このまま一人だけ逃げてちゃダメだと思い、途中から参加しました。
それでも前にある大きな遺影に目を向けることができませんでした。
祖父の話を聞くたびに心の中で円周率を唱えて、ジンジャエールを沢山喉に流し込んで口の中が酸っぱくなるのを防ぎました。
その時にも心が落ち着かず、お気に入りのバンダナを握りしめていました。
そして思いました、まるで好きなタオルケットを手放せない幼稚園児のようだと。
それでも手放せなかったんです。バンダナがないと、また逃げ出してしまいそうな気がしていました。


こうして振り替えって見ると、やはり私は自分のことばかり考えて、祖父や祖母、母のことを全然考えていませんでした。
何でこんなに、感情に支配されてしまうのか、悲しいのは皆同じなのに。


こうして小瓶を書く前に、もしかしたら同じように苦しんでいた人もいるかもしれない。そう思って「葬式」で検索をかけました。
すると、私のような人は全く見つからず、なんというか、やはり凄く惨めな感覚でした。
それと同時に、「死にたい」という決して少なくない数の小瓶を見て、さらに私の心に影を落としました。

死ぬってこういうことなのかと身に突き付けられたような気分です。
たった一人を葬送するのにもこんなにも神経をすり減らす私です。
多くの死にたいを見た私は、凄く辛くなってしまいました。

おじいちゃんごめんなさい。おじいちゃんにはなかなか顔を見せられなかったけど、大好きです。
悲しいけど、いつまでもメソメソしてちゃダメだよね。
ちゃんと立ち直って、今度は写真をしっかり見れるように変わります。

でも今は、泣いていてもいいかな?

名前のない小瓶
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お返事が届いています

ななしさん

大変でしたね。
小瓶主さんは、大切な方の死にショックを受けながらも、十分に耐えたと思います。
小瓶主さんの取った行動は、責められるものではないし、恥ずかしいものでもありません。

ネットで検索して出てこなくても、大切な人の死に直面して、自分の感情や行動が抑えきれなるのは、あなただけではありません。
生きていたころの面影を失ってしまうのが怖くて、ご遺体と対面するのをためらったり拒否したりする方はいらっしゃいます。そうした場に耐えられず、取り乱すことや体調を崩すことを怖れて、葬儀に来られないご遺族もいらっしゃいます。
何度も身内の葬儀に出てきた年齢の私は、そういう方を何人も見てきました。

葬儀という儀式の形は尊重しなければいけないのかもしれませんが、「死者を送る際の感情はこうあらねばならない」というものは無いと思っています。
人の悲しみの形はそれぞれにあるものではないでしょうか。

小瓶主さんには小瓶主さんなりの悼み方があっていいと思います。
悲しければ、思い切り泣いてもいいのです。
あまりご自分を責めないでくださいね。
亡くなったおじいさまとの思い出を大切に。

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