またさっきくだらない妄想に取りつかれた。でもしょうがない、分かってたこと。徐々に減らしていけばいい。問題ない。夜の世界からの決別。僕もそうだし、多分さよてんも同じ気持ちだったんだと思う。だから夜の時代を知っている僕との関係も切ろうとしてるんだよね。それは理解出来るよ。だから僕も新しい一歩を踏み出す決心をすることが出来た。さよてんを忘れる為に会社も変えてやり直すことにした。今の会社にいたらいつまでも君を忘れることが出来ないと思うから。それじゃあダメなんだ。それに新たな生き甲斐も見つけたよ。よーこんへのつぐない。この20年好き勝手に生きてきた。父親らしいことを何もしてこなかった。全てを投げ出して、楽な道、楽な道に逃げてしまった。だから今の現状は全部自分のせい。報いなんだね。もはやさよてんのことなんてほんとどうでもいいことなんだ。全ては自分が招いたこと。せめてこれからは苦労をかけたよーこんの為に生きていこう。
