これはあるロボットの話
そのロボットはとても優秀だった。
主人も周りの人々も、ロボットのことを皆褒めた。
ロボットは特別だった。
みな口を揃えてそういった。
『これは素晴らしい』
『こんなロボットは他にいない』
『これを持つ主人が羨ましい』
ロボットはもうひとつ特別なものを持っていた。
それは【心】だった。
心を持ったロボットは気遣いができ、そこを特に褒められた。
ロボットは期待に応えようと日々頑張った。
頑張って頑張って頑張って頑張って頑張って頑張った。
ついにロボットの心は疲れてしまった。
それでもロボットは挫けまいと頑張った。
毎日欠かさず、勉強をし、気の使い方を学び、おもてなしの仕方を覚えた。
それでもロボットの心は日々削られてしまい、ロボットはだんだんと疲れてしまった。
苦しみ、悲しみ、痛いと嘆き、そう感じる度に辛くなり、死にたいと思う度に自分を傷つけた。
ある日ロボットはある方法を閃いた。
(そうだ、心を無くせばいいのだ!)
と。
ロボットは心を消し去った。
もうこれで大丈夫だと思った。
それからは地獄の日々だった。
大切なお客様に粗相を犯し、主人に怒られ、周りの人々はロボットを非難した。
主人はロボットに暴力を奮った。
でも、不思議とロボットは辛くなかった。
痛いはずの暴力は全く痛くなかった。
ロボットは捨てられた。
ただの鉄の塊となったロボットはゴミになってしまった。
天才と褒められ、素晴らしいと敬わられ、羨ましいほどに求められたロボットはたった数日でただのゴミと成り果てた。
(どうすれば良かったでしょうか。)
そんな言葉は誰の耳にも届かずに、ロボットは最初で最後に一筋の涙を流した。
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みんなはどう思う?
ロボットはどこで間違えた?
自分ならどうした?
もし、近くの人がこうなってたらどう行動する?
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
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