何かを成し遂げるには力が必要で
その力っていうのは、お金であったり、努力であったり、才能であったり、人望であったり、運とかである。
その力は皆平等には与えられない。
その優劣のある力の中で、持っていない力を補える力がある。
努力だ。
お金も、才能も、人望も、運も、理論上努力で超えられる壁である。
しかし、努力には代償がつく。
努力は身体を壊し、時に努力は裏切る。努力はとても苦しい。そして努力には限界がある。
いくら努力を積み重ねても、お金は自分の力量の範囲でしかもらえない。
どれだけ努力をしても、天才を超えるどころか届きもしない。
努力は誰にも見られなければないも同然になる。
そして争いようのない運命に努力はこれっぽちも通用しない。
努力をするとはそういうことだ。
報われるかもわからないことを報われると信じてやる。
自分に力がないと自覚するからこそ人一倍努力をする。
限界があることを知らずに限界を越えようと必死になる。
そして思い知らされる。
自分の無力さを。
努力は最も劣っている力である。