30代ですが、中学生の頃から自己肯定感が低く、自己嫌悪ばかりしていて、今でも2週に1回はしにたいと思ってしまいます。自分を好きになるのってどうしたらいいんだろう。

ななしさん

長く苦しんでらっしゃるのですね。
「人にどう思われるか気になる」というのは、「自分で自分をどう思うかが気になる」ということだと思います。

自分自身のことを考えずにいられる時間を、増やしてはどうでしょう。
夢中になれるほど楽しめること、苦労はあっても目標に向かい頑張れること、他人にも役立つこと、マインドフルネス…など。

有能で他人に好かれていても、「自分のこと嫌い」と思っている人もいます。
べつに、自分のこと好きじゃなくてもいいと思いますよ。

他人に対して「あの人は自己肯定感が高い」って、どうしてわかるのでしょうか?

もしかしたら、あなたが「キラキラしている」「自信がある」と感じる人だって、何らかのコンプレックスの塊で、家に帰れば鬱々と悩んでいるかもしれないのに。

神田沙也加さん、三浦春馬さんなど、芸能人の自殺が立て続けにありましたよね。
美しく生まれ、才能を称賛され、仕事に恵まれ、ファンもいた。それでも、満たされていなかったということですよね。
だとしたら何が幸せか考える時、周りから見た「キラキラ充実してる」なんて、全然あてにならないと思いませんか。

文目を見て、目に見えるスキル、数字ではかれる実績に縛られ過ぎているように感じました。
幸せを感じる為に必要なのは、スキルよりも心です。

「仕事が出来ない」「人と打ち解けられない」これらは、あなたのスキルです。
一方、「美味しいものを食べてほっとする」「猫カフェに行き、可愛い猫を撫でて癒される」などは、あなたの心です。

自分の心にとって良いものを自分に与えてあげられる人、自分に何が必要かを把握出来る人が、幸せになれるのです。
それが出来ない人は、どんなに能力が高くても、幸福を感じられないのです。

主さんは、何が好きですか。
楽しいと感じることはありますか。

「自分みたいな、仕事も出来ない奴が、何かを楽しもうなんておこがましい」
「趣味をつくる暇があったら、仕事に必要な勉強をすべきだ。勉強もしていない奴が楽しむ資格はない」
もしや、そんな風に思ってしまっていませんか。

それは逆ですよね。
笑いも安らぎもない人生には、価値がない。
無価値な人生の為に、もっと仕事を頑張ろうとか、もっとキレイになろうとか、思えるはずないんですよ。

自分にとって好きなものを見つけて下さい。
それがあるから人生は楽しいと思えれば、楽しい人生を続ける為に、色々なモチベーションが勝手に沸いてくるはずです。

幸せになるには、「自分を好きになれ」よりも、「自分の人生に好きなものを増やせ」の方が、正しいような気がしています。

ななしさん

大丈夫ですよ､みんな一緒です｡あなたが羨ましく思ってる人も悩みを抱えています｡悩みのない人､コンプレックスのない人なんていません。自分に出来る事をやっていけばいいんです。人それぞれです､同じ事をする必要はありません｡ちょっと休んで､おいしい物べて､ぐっすり寝る｡大事な事です､少し自分を甘やかしてください｡