あなたには好きな人がいますか。恋愛的な意味でなく、単に好きだと思う人。
僕にはいます。家族や友達、恋人。でも、僕は彼らに「価値」があるから好きなのではありません。端的に好きだから好きなのです。好きという感情は社会における「価値」とは無関係なのです。運動ができるとか、器用だとか、賢いだとか、優しいとか、そういうことではないのです。
今後、もしかしたら頭の悪い人、だらしない人、犯罪者や非常識な人でさえ好きになってしまうこともあるかもしれない。
あらゆる社会で測られる価値を離れた荒野。それが好きという感情の世界。
あなたの親御さんも同じ気持ちではないですか。あなたと親御さんとが互いに親子という縁で結ばれていること自体が、嬉しいと親御さんは思われているのではないですか。
長文失礼しました。