時間を浪費して、
言葉を尽くして、
泣いたり喚いたり、だきしめたり。
わかり合えた気になったり。
でもだめだったなあ。
ほんとはもっともっとがんばりたかったけど、
わたしはあなたじゃないから、
あなたの代わりに踏み出すことはできないんだよ。
やさしいだけの世界なんて、だれにも存在しないんだよ。
あなたにだけやさしい世界は、それは、あなた以外にはきっとやさしくないから。
わたしは、フォアグラにされるだけの人生はやだなっておもったから、
じぶんから飛び出して、食べたくないものは食べないって、ほしくないやさしさはいらないって、ぺっってしちゃうんだけど。
あなたは何でも食べちゃうから、
食べない勇気を、いつか食べれるといいよね。
ちょっと、ちょっとのあいだ、はなれましょう。
サヨナラじゃなくって、
嫌い合わないための努力だとおもいたいな。