初めに私はかくがくしかじかだと思います。
新しいものを作り出すのが表現者です。
新しいものを作品とします。
作品に良い面、悪い面があるとするならそれは何でしょうか?
まず良い面から。
作品は誰かに影響を及ぼします。感動やいっときの幸福といったものから、発見や発想のヒントにもつながって行きます。働く意欲や出世や高収入をもたらします。
では悪い面とは。
それは結果ではなく行為にあります。表現者が作品に愛着を持つときしばしば見られるものです。作品を我が子と仮定します。親は子が傷つけられたり他人に奪われたりしないよう守ります。さらに子の社会的成功が、自分の名声などといったドリームの実現になるわけですから、子の人生に干渉せずにはいられないでしょう。表現者は作品を愛するあまり、干渉するあまり、作品の可能性を自ら貶めてしまうのです。その仕事は自己中心的な社会的には無益なものになるでしょう。
私はホッブズのリヴァイアサンとアダム・スミスの国富論を読んだ事があります。資本主義や産業革命により誰もが努力次第で富と性愛を手にできるこの時代を予言していたと言っても過言ではありません。私たち市民は王様の既得権益を自分のものにも変えられるチャンスがあるのです。
ホッブズもアダム・スミスも表現者として立派でした。資本論は読んでませんのでマルクスについては知りません。
エリートなる人たちの仕事ぶりに共通するのは、自分ではなく他人や自然、社会という、内面ではなく外界への強い関心があるようです。愛情も干渉もありません。社会が望むものを知り、事務的な作業をして、高い報酬を得ています。
人口が爆発的に増加し、地球環境に負荷を与えてきた人類について、若い世代は何を思うでしょうか?先輩たちはどんな解決案を用意してくれるでしょうか?
私たち市民は目先の利益に飛びつく消費者からの脱却を目指しています。思想家や哲学者を喜ばせるものは何でしょう。
その作品を私たちは期待しているわけです。
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ななしさん
そうですね
難しいものです
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