耳が痛い
もう聞きたくない
不協和音のように
言い放つその言葉が
痛い
疲れたんだ
身体も心も
タヒにたい
そうは思わないけど
止めたい
生きることを
泣いているから、
たったそれだけの理由で駆けつけてくれた
彼の前でも泣けなかった
電話では泣いてたのに
どんなに苦しくても
泣けなかったんだ
冷える三角形の公園
同じように冷々たる尖った言葉は
私を何度も刺す
毛布を被って
刺さる言葉を止めた
それでも心だけが
酷く痛かった
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