昨年下半期、数年付き合いのあった女友達と縁を切った。MMOで知り合った同性のユーザーと付き合うらしく、邪魔になるから縁を切ってくれと言われた。最初に思い浮かんだのは「信頼のある友人より行きずりの愛を選ぶのか」と思ったが彼女もメンヘラ気質でありお互い辟易していたので今考えれば当然の帰結だった。
オフで何度か会いに行ったこともある。彼女は、過去に私と話し遊んだ家にその恋人を招くのだろうか。
許せないこと恨み言は多々あり、彼女らと癒着している友人も全員切ったし貰ったものも整理した。けれどそんな時に、彼女から借りたまま返し忘れていたものを見つけた。結構高いやつ。
三年後、改めて逢いに行くことにした。
私だって貴方のことが好きだったのだ。
遅すぎることを承知の上で、ここに告白を記す．
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ななしさん
良い小説でした
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