悪い人というのはなぜか魅力的に感じる。小さい時から漫画ではいつも悪役が好きだった。
全く想像出来ない世界で闇を抱えながら生きている人が自分だけには優しく愛してくれるのがたまらなかった。
特別な男に愛されている自分も特別な存在に慣れた気になっていたのかもしれない。
彼は正に私のタイプの人だった。
人には言えないような仕事をし、いつも自信満々な態度なのに私の前では弱い部分も見せてくれる人。そのギャップが最高で、盲目的に彼を愛し信仰した。
彼の側において貰えるなら、どんな事でも我慢できるし、どんな地獄でも大丈夫。だって大好きだから。
ほんとに大好きだった。今でも彼を思い出して泣いてしまう夜もある。
私は悪い人は好きだけど、悪い人として生きていけるほどの根性はなかった。また彼をひとりぼっちにしてしまった。彼を愛しているが、彼のために全てを捨てることは出来ない中途半端な私。来世では一緒になりたい。もし彼もそう思ってくれるなら、早く私を殺しに来て欲しい。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項