幼い頃に母に言われた言葉が今もなお忘れられないのです。
たった一言でした。
私がまた馬鹿をして迷惑をかけて叱られたときのことでした。
私の家はお父さんとお母さん、お姉ちゃんと私の四人家族です。
家庭内暴力もない平和な家庭でした。
容量のいい姉と違い、幼い頃から容量の悪い私はよく叱られていました。
一度言えばそれでいい姉と違って何回も間違える私ですから、腹が立つのも仕方無いと思います。
さらに当時は姉も私も低学年でしたから育児のストレスもあったでしょう。
きっと深い意味もなく、咄嗟に出てきた言葉なのでしょう。
『あんたなんかしんだほうがまし』
たった一言です。
ですがその一言が今も尚忘れられないのです。その時見た夕焼けが、その時聞いた鳥の声が、今も目蓋に焼き付いて、今も鼓膜に張り付いて、気が抜いたときに見えて、聞こえるのです。
親と話しているときも、授業を受けているときも、友達と笑っているときも、いつだって鮮明に思い出して離れてくれないのです。
一体どうしたらいいのでしょうか。
支離滅裂ですみません。