別にペシミストというわけでもないけれど、ひたすらに殻に籠っているのは存外と快適だと思う。
母親はスキゾフレニアで、刹那的に生きている。約束は守られないし、過食と虚妄に人格が支配されていた。
家族は破綻していて、私が海外に逃げている間に離散した。日本は好きだし未練がないわけでもないけれど、
帰る場所があるわけでもない。何より母親と実質縁が切れている今の状況は悪くない。
仕事を有利にするための一時的な滞在と思っていたけれど、お陰で誰とも強く繋がらなくて済んでいる。
I’ve been keeping a torch for my ex though, 今以上の幸せは望むべくもない。
全てに飽いたと言うには幼いと知っている。ただ、孤独は私のコンフォートゾーンで、
そこに狂気の影があっても構わないと思っている。願わくは、凪のままで終えられることを。