定期的に訪れる鬱症状の発動。
前触れはあったが、気づかないフリをしていた。しかし、今日。ストレス値はとっくに限界を超えており、弾けた。
押し殺してきた感情も隠していた闇の記憶も、溢れてしまった。
何度繰り返せばいいのだろうか?
「だれか殺して」と願う人が居る。今そういう気分だ。気持ちは分かる。
しかし、死ぬなら己でトドメをさしたい。
私は、私の心は23歳の時に壊れている。
母親が「死んでくれ」と私に言ったからだ。あの時の記憶は鮮明に覚えている。
”頭が真っ白になる”という感覚を初めて体感した。
それから、どんなに頑張ろうとしても体も心も反応しなくなり、思うようには動けなくなった。
壊れた心を守る為、私は鎧をまとった。
強い自分という偽りの自分を演じるようになる。
ずっとだ。
ずぅっと。
今もだ。
そうしなければ、この世で立っていられない。
そうしなければ、涙と鼻水で、前も見えない。
この家族ごっこのような世界で、生きていられない。
私は私の家の人達を『家族』と認識出来ていない。
親だからと、どれだけココロを砕こうが、尽くそうが、相手は気づく事すらなく、理解もしない上に、私を信用する気すら無い。
自分だけが「育てている」と嘯く。
なんの為にココに残ってるのかも知らないだろうし、理解しない奴に語る口は持って無いから、当然知らないのだろうけど。
それにしたって、何も考えずに出した思いつきだけの事をして、結果面倒な事になってるのに反省の色もなく、妥協案も解決案すら己で出せない親。呆れる。
心を守る鎧は昔よりだいぶ、堪える事が出来るようになった。
20代の頃はすぐに破綻するもろいモノだった。
すぐ、死にたくなった。死のうとした。
30代、唐突に発動はしなくなった鬱症状。その代わり、指の関節が曲がり出す。
そして自身が忘れた頃に鬱は再発。
癇癪が酷くなった。今まではモノに八つ当たりしてたが、自身の体にするようになった。
痛みで意識を保った。
そうでもしないと生きていられない。
自分を守れない。
体を殴ろうが、たいして力も強くないから痣くらいにしかならんし治る。
生きてく意味、知らない。生きてる価値、無い。
この家の中の人、家族・・じゃない。
私だけ、別の家の子みたいな目をしてずっと見てくる相手に対して、家族と思えるのか?
私にはそうは思えなかった。
この家と、なんど縁を切りたいと望んで家出をしても連れ戻され、また、戻る以外の道が無かった現実に疲れている。
ずっと偽っている。
家族のフリも、子供っぽい所を見せるのも、死にたいと思ってる事も。全部。
私は、10代の頃に何かで読んだ中にあった「息をするように嘘が付ける者は地獄逝き」という言葉を見て、自分がそうだと思った。
もうずっと昔から、自分を守る為偽って生きてきていた。
大人しいフリ、女の子らしく。
自分の体に違和感が昔からあった。
でも、女の子は都合がよく自分を守る鎧だと思ってた。
10代後半。それは唐突に襲いかかり、この体要らないと思った。
ずっと要らないと思ってる。
必要にされたかった。信じて欲しかった。褒めて欲しかった。
何も得られなかったけどね。
だからもう、と何度も言い聞かせる。
望むのは止めようと。
望むから傷つく。
だから孤独でいいから、ひとりになりたい。
静かな土地で暮らしたい。
家族なんて要らない。
ひとりでイイ。
ネットの中で、ゲームの話してるのが楽しいよ。
幸せだよ。
ゲームの世界を旅するのは幸せだと思ってる。美味しいモノを食べた時も、眠れることも幸せだと思ってる。
人の声を聞くのは、苦痛。
家でも貶され、学校でも虐められ、行く場所は無かったし、居場所が分からなかった。
嫌でも家に帰る以外無く、苦痛だった。家に帰りたくなかった。
最後に残ったものがゲームに関わりたいという想いだった。
でも頭の悪い私には、プログラミングも覚えられず、パソコンの基礎知識すら無かった。
無理だと思った。加えて金も無いがww
0から1を生み出せる資質は持ち合わせていない。
1から何か作るのは可能だけど。
家族と思って無い家で、暮らす苦痛を味わい、我慢して生きてるのは私だって一緒なのに。
自分だけという奢った態度には我慢出来ない。
自分が生きていく上で必要だからやってる事に+で私が居るってだけだろうが。
私は別に寝たきりじゃない。
自分の事は自分でしている。
なのにあの態度はなんなんだ?理解出来ない。もう尊敬すらしてない。
他人だ。
この家に居るのは、他人だ。同じ苗字の。
血が繋がってるかなんて、調べでもしない限り本当かなんて知らない。
こんな親みたいになりたくないと思って、今の私が居る。
ならなくて良かった。
バカ過ぎるから。
バカはバカなりに、考えて行動して出来る事だって増えた。
親みたいに考えを吟味もせずに決断してその結果を不幸と思う程度の低さ。
言い訳ばかり。
疲れる。
会話するのも、親に合わせる事も、本当は苦痛以外のナニモノでもない。
ずっと偽って平気なフリをして、素知らぬ顔で会話をし、話も合わせる。
親が死ねば、私はやっと解放されるが、死を願ってる訳ではない。
これも試練なのだろう。
何度も繰り返しても、平行線をたどる私と母。
仕方ない。
仕方ないから、ココに居る。
心はいっこうに治りはしない模様で、死ねと言われたあの日から自身を守る為、私はずっと取り繕ってきた。
気にしないように。ゲームや漫画、アニメの世界に行きたがるのもそういう事。
この現実を見ていたくないから。
私の事を何も見えてない上に、信じる事すらしない親に何も期待すらしてない。
それでも私があんたを心配してる事も、あんたは気づかないんだろうね。
いいよ、もうそれで。期待するだけ無駄なのは今に始まった事じゃないもんね。
死ぬより辛い事が現実にはある。
それでも生きてるのが不思議って事も多い。
これが試練だったとしても。死んだら神様殺す勢いで文句言いたくなるわって思ってる。
地獄でもなく、天国でもなく、この世を浮遊したいと思ってる。
地獄行きだったとしてもかまわない。あの人達と同じ所に行きたくない。
孤独でイイよ。誰も要らない。
何も要らない。
ひとり生きてく金とネットと電気、水、ゲームがあればいい。
死ぬのは楽になる道じゃない。
こんなくそったれな人生でも、光を手にする事を目指して行動してる。これでも。
私の素が出る時は、持論言ってる時かもね。
敵が死んだ時の冷たさが私なのだと思ってる。
もう甥とも姪とも関わりたくない。
祝いたくも無い。
友人だと言ってくれる相手には何かしたいと思う。ささやかだが。
心がむき出しになると、胸が苦しくなって息苦しさの中、涙が止まらない。
声も出てしまう。死にたいとも思うが、死ぬ道を考えてない。
そこが、昔と違うなって思う。
昔なら、死にたいと思うと死ぬ方法ばかり考えてた。
他力本願で、上から植木鉢とか落ちてこないかな?とか普通に思ってた。
今は、まずココに書きにこようと思うのだ。
昔はこんな場所があったかどうかすら知らず、携帯持ったのも20歳になってからだったし、ネット回線が家に来たのは24歳の頃だったくらいなので。
どうにも闇の中でうずくまってるより、ココに書いた方が少し気が落ち着く。
でもしばらくこの鬱状態が続きそう。
休みたい。
何も考えなくてイイ日が欲しい。
寝たい。
こんな所まで読んで頂き、ありがとうございます。
偽りの仮面を鎧を付けなければ生きていけない私でも、生きたい理由がまだあるから生きていきます。