もともと存在してなかったみたいにふわっと消えたい。
誰かの夢になりたい。希望とか生きる理由なんて大仰なものじゃなくていいから眠ってる束の間誰かを休ませてあげたい。
なにかを失ってから自分の人生に必要じゃなかったって気づくのはそれまでかけてきた時間と労力が無駄になっちゃうから早く気づきたかった。
もっと欲を言うなら特別なときに食べるケーキの1口目のクリームみたいな甘さと軽さを持ち合わせて生きたかった。
人に何と言われようと誰かに用意してもらったレールを進むのがどんなに楽か。
だけどそれを持ち合わせてない人は自分で考えて生きないといけない。