どうしよう。
母を嫌いになってしまったかもしれない。
母はもうきっと私が嫌い。
嫌いになりたくなかったのに、
あんまりにも毎日嫌味と皮肉と暴言ばっかり浴びせてくるから。
今日、初めて母と話していて吐き気がした。
本当に吐いてしまうかと思った。
何とか持ち堪えたけど、あれ以上話してたら吐いてた。
息が苦しくなって、本気で胃の奥底がぐるぐるして、“だめな時”の吐き気だった。
それがショックで、泣いた。
これまで誰かと話してて吐き気とか一度も無かったのに。
もう身体が母のことを拒否してるなんて。
好きでいたつもりだったのに。
こんなこと知られたらまた腹を立てられるだけなのに。
母が私がした返事が聞こえなかったのか、出かける時にドア越しに「ムカつく女だな」って吐き捨てて行った。
聞かせるつもりだったかもしれないし、聞こえてないと思ってたのかもしれない。
母が私に吐き捨てた言葉は、母がいつも職場とかの愚痴とかを延々私に聞かせるときに言う言葉だった。
「ほんと、ムカつく女なんだよね」って、何回聞かされたか分からない。
母より年上の人、年下の人、名前も顔も知らないその人たちはそうしていつも私の目の前で無遠慮に罵られていた。
私はいつもそれを聞きながら、「あんたがムカつかない奴とかいないだろ」と思ってた。
でも今日、ついにそれを自分に明確に向けられた。
色んな感情がぐちゃぐちゃになって、また泣いた。
怒り、憎しみ、悲しさ、自責。
やっぱり母は私が嫌いなんだと思った。
返事が聞こえなかったのはあんたが歳食ったせいで耳が遠くなったからだろ、とも思った。
「死にたい」は何千、何百回と思ったけど、
「死んで欲しい」は初めて思った。
そんなことを思った自分が嫌でまた死にたくなった。
多分、母は更年期だ。
すぐイライラするし八つ当たりするし声を荒らげる。
そうでなくても元々馬鹿みたいに短気なのに。
母はそれを「こういう性格なんだから、どうしても治らないんだから。」とか言う。
実際、ずっとそのまま変わらない。
私には「変われ」ってうるさく言うくせに。
私が変わりたくても変われなくて苦しんでるのなんか知らずに、「変わろうともしないくせに」なんて言うくせに。
「出来ないことを『性格だから』で済ませるなんて逃げだ。結局何も変わってないし、周りには迷惑をかけてばっかり。」って、私には言うくせに。
自分が「性格だから」で人を傷付けるのはいいらしい。
私も大抵自分のことしか考えられてないし、それを自覚してて嫌になってるけど母は多分自分が自分のことしか考えられてないのも分かってない。
母は私に手をあげたことはない。
ずっと、言葉で殴り付けるだけだ。
「育て方を間違えた」はもう何度も言われた。
「どこかに行ってくれ」は何度かだった。
母はそれを私が言葉の端々を切り取って言ってるだけだと言う。
でも、端々に切り取ってまずいような言葉が入ってるような言葉を子供に浴びせるのがまず違うんじゃないの。
私だって母が言ってることが『正しいこと』なのは分かる。
「社会に出たらそんなんじゃやっていけない」
「甘えてるだけなんだあんたは」
私がダメなのは私が一番分かってるし、
自分が社会不適合者なのもとっくに知ってる。
そんなふうに生まれてきちゃってごめんなさいね、って思うし、お気の毒にね、って思う。
自分でもクズだって思っててそれで苦しんでる。
でも母はそんなことは知ったことじゃないんだろう。
私が一番悩んでて気に病んでて、腐って抉れた一部分みたいな、そんな場所を容赦なく踏み付ける。
きっと私が『思い通りにならない』から。
ずっとそうだった。
思い通りにならないとすぐに怒る。
私も弟も、そのせいで何をするにも「○○していい?」と聞く癖がついた。
私は友達にすら謝る癖がついた。
でもたまに、「いちいち聞かないで!自分で考えられないの!?」って怒られる。
でもきっと勝手にやっても怒られるから、怒られないとしても怒られる確率の方が高いから、どうしていいかわからない。
母は『思い通り』以外には厳しい。
そして私は出来損ない。
母の思い通りにならないところだらけ。
だから母は私をずっと叱る。
自分が未熟すぎるのは知ってる。
だからそんな自分ともゆっくり向き合っていきたい。
でも、母はそれが許せない。
きっと母は、私を、子供を、シュミレーションゲームか何かと勘違いしてる。
コマンドを入力したらその通りに動いて、
力を注げば比例するように結果がついてきて、
全部自分の想定の範囲内で動く、ゲームと。
いつも母が見てるのは、私の未来と私の欠点だけ。
私が出来ないこと、その出来ないことが未来に及ぼす影響。
自分の“作品”が思った通りの出来にならないことを恐れて、それしか気にしてない。
今の私がどんなに苦しんでいようと、疲れていようと、心が参っていようと、そんなことは知ったことじゃないんだ。
でも、親っていうのは案外そうなのかもしれない。
「生きててくれるだけでいい。生まれてきてくれて嬉しい。」なんて、思ってもらえるのはごく少数の幸運な人と物語の中だけで。
価値を作り出さなきゃ、優しい言葉もかけてもらえないのかな。
だとしたら、やっぱり価値に応えられない私が悪いのかも。
というか私はクズなんだから、悪いところがあるのはまあ前提だけど。
もうなんなのか分からない。
全部、母を困らせる弱い私が悪いのかな。
私は養ってもらってるから何も言えない。
“養ってる”から母は免罪なのかな。
私が困らせなければ済む話だからやっぱり全部私が悪い?
もう嫌だ。疲れた。
ごめんなさい。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
ななしさん
お辛かったですね。
でも小瓶主さんが悪い訳では無いと感じましたよ。
貴女はまだ若く、出来ないことも知らないこともあるのは普通です。
お母さんは更年期で思い通りにしたがる、とは手厳しいですが本当にそういう時期かも知れないと文面から察します。鋭い観察眼をお持ちだ、と思いましたよ。
お母さんは、お母さんご自身が休める時がなくて疲れが溜まっておられるのかな、と思います。
だからと言って、あなた一人がそれを全て受け止める義務も、無いんですよ。
それを冷静に観察でき、近くにいることがつらいと感じ始めた小瓶主さんは、
自立の翼が背中に生え揃い、羽ばたく準備が整ってきたのですね。
良い情報に触れてください。
良い変化は、ゆっくり訪れるそうです。
今はあなたが少しでも楽になれますように。
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小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください