「自分」だけは、きっといつも自分の側にいる。
味方になってくれないかもしれないし、救おうとも思わないかもしれない。
“理解る(わかる)”こともなければ、邪魔に思って消してしまいたいこともあるかもしれない。
それでも、たぶん。一番近くに寄り添って、理解して、助けになってくれるのは、他でもない「自分」だ。
そんな気がする。
わたしは、「わたしだけ」が助かりたいのなら、迷わず【死】に手を伸ばすけど
そうじゃない「自分」がどうしても存在してて、それを無視できない。
足掻けばあがくほど、周りに迷惑で。
「でもこの世界に誕生した以上、それは普通じゃない?」そう言う「自分」に甘えて私は今日も生きている。