世の中的に、共感力大事とかよく言われますが、実際に共感性が高いとだいぶ生きづらい、という話。
「共感、エンパシーは、他者と喜怒哀楽の感情を共有することを指す。例えば友人がつらい表情をしている時、相手が「つらい思いをしているのだ」ということが分かるだけでなく、自分もつらい感情を持つのがこれである。(Weblioより)」
私はどうやら共感性がかなり高い。そう言うと「心が優しいんですねw」とか「繊細なんですねw」とか、よい人アピールなんでしょ的な反応をされがちなので、まず人には言わない。個人的には、アスペルガーが逆のベクトルに振れたような、やはり「平均的な範疇」から外れた生きづらさとして捉えている。
何が困るかと言うと、他人の感情と自分の感情の区別がつきにくいこと。他人の感情に自動的に反応して自分の中で感情が起きるのが「共感」なのだけど、当然その感情の理由までは分からない。またどうやら相手がコミュニケーション上表に出そうとしていない感情(空腹でイライラ気味とか)も自動的にピックアップしているようなので、メッセージの混乱が生じることもある。その結果、出どころの不明な感情を説明しようとして理性があれこれ理由をみつけようとする。とても疲れる。
今日はいつもと同じようなことをしているのにストレスレベルが妙に高く、イライラしながらもちょっと変だなと思っていたら、同じ部屋で仕事をしていた同居人がタスク多くてストレス全開だったというオチだった。しかも同居人は私の共感性の高さを知っているので、気を遣って表情や行動に表さないようにしてくれていたため、私も彼のストレスに共鳴していると気づきにくく、よけい混乱したという超展開…。表情・声・仕草以外でも何か出ているのですかね、化学物質みたいなの。
寄り添おうとかいう優しい気持ちなどとは関係なく、なんかもうね、花粉症レベルの面倒臭さ。もちろん人付き合いは苦手。疲れるから。
世の中には共感性が低いと悩んでいる人もたくさんいるけれど、高ければ良いというものでもないという話でした。脳って不思議。
ものすごく辛いです。今初めてずっと探していた自分の辛かった原因を言葉にした形を見つけられました。
「共感性が高い」
こう言えばよかったのですね
共感するためにもちろん全部つくろってる訳じゃないんだけど嘘つくのに疲れたというか...
ずっと自分を見失ってました
小瓶を拾って誰かの助けになれればと思ってはじめたことでしたが、初めて救われました。
だからといって自分を持てるかと聞かれたらやっぱり難しいですよね。
辛いけど共感すること以外にコミュニケーションを取る方法を知らないですし結局頑張らなくちゃいけなくて肩に力が入っちゃう。
私が以前救われた言葉に
「一生懸命生きなくていい」という言葉があります。
共感する方法しか知らない私ですが少し励まされました。
しんどい自分をいつか好きになれますように。
ありがとうございました。